2010年11月12日金曜日

速報[11月12日]~これから入荷・発売する本

 
337943 『篆刻学(全2冊)』
    李剛田、馬士達主編 江蘇鳳凰教育出版社有限公司 2009年8月刊 7,350円
 ……(略)……本書の上巻は、篆刻芸術的歴史淵源・篆刻芸術的形成与発展・篆刻理論的形成与発展の3つの章で篆刻芸術の起源・形成・発展の過程を論述し、下巻は、篆刻的美学原理・篆刻的技法原理・篆刻的創作原理・篆刻的批評原理の4つの章で篆刻芸術をめぐる多くの理論問題を探究する。

338018 『天一閣蔵明代科挙録選刊・郷試録(277冊)』
    寧波出版社 2010年10月刊 588,000円
 明清時代、3年毎に首都北京と各省の省都で行われた郷試は、科挙試験の第一の関門であり、郷試を合格したものしかその上の会試に参加する資格がなかった。郷試録は、郷試の担当官員や関係官員の名簿・受験者の名簿と履歴記録・試験問題・優秀な文章などを収録する政府档案であるが、数多くの著名人の出身や初期の経歴を知る重要な手掛りとして研究者に重視されている。現存の明代科挙資料(登科録・会試録・郷試録)の大半は、天一閣に収蔵されており、本書は、その中の郷試録を影印収録し、明代科挙研究に貴重な一次資料を提供する。

337935 『揚州八怪芸術珍品』
    広陵書社出版社 2010年9月刊 52,500円
 揚州八怪とは、清乾隆時期に現れた揚州を代表する一群の文人画家を言う。……(略)……その画風は、自由奔放で極めて個性的であったため、沈滞した中国画壇を忽ち席巻し新風を巻き起こし、後の海上派と呼ばれる趙之謙・任伯年・呉昌碩や斉白石に強い影響を与えた。本書は、最新の撮影技術と印刷技術を用い、揚州八怪の書法・絵画・印章などの作品約200幅を収録しており、芸術的価値も収蔵価値も高い。

338056 『蓬莱宿約(故宮蔵黄易漢魏碑刻特集)』
    紫禁城出版社 2010年6月刊 12,600円
 黄易(1744-1802)は、主に漢魏碑刻の蒐集や鑑定に多くの成果を収めた清嘉慶・道光時期の著名な金石考古学家である。本書は、故宮博物院に収蔵されている黄易に関係する40余の漢魏碑刻を訪碑・鑑定・収蔵及び碑刻と拓本との関係などの面から紹介する。その章立ては、下記の通り。...(続き)

338031 『中国性別平等与婦女発展地図集』
    于冬梅、黄仁濤編 中国地図出版社 2010年1月刊 25,200円
 本地図集は、性別与人口図組・性別与参政図組・性別与経済図組・性別与教育図組・性別与健康図組・性別与婚姻家庭図組・性別与環境図組・婦女発展図組など8つのグループ及び70のテーマに分かれる139幅の地図や100余の図表を用い、中国の「男女平等」の国策及び女性権益の保護に関する方針政策、中国女性の参政・就業・教育・婚姻・家庭・生育健康・法律などの分野における地位や役割、就業・健康・保健などの面での地域差異などを紹介する中国初の性別を主題とした地図集である。

336150 『西安鼓楽全書(全5巻、附DVD)』
    李石根編 文化芸術出版社 2009年10月刊 52,500円
 西安鼓楽は、西安一帯で流行している器楽奏である。漢代に生まれたものとされるこの民間音楽は、隋唐の最盛期を経て、次第に下火になっているが、歴代の芸人の努力により、その大部分は現在までに伝承された中国音楽の「生きた化石」でもある。本書は、西安鼓楽の古譜や演奏場面を紹介する数百幅のカラー写真を配し、西安鼓楽の形成・沿革・発展・繁盛・衰退の歴史及びその現状を論述し、729首(套)の西安鼓楽の曲目・曲牌を収録する集大成的な西安鼓楽資料集である。

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