2010年4月19日月曜日

4月15日、17日の新着和書~『現代中国年表 1941-2008』『清国人日本留学生の言語文化接触』他

 
「アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる」
    日下公人、三橋貴明 著 ワック 980円

「現代中国年表 1941-2008」
    安藤正士著 岩波書店 9,975円
  *1人の著者による初の現代中国の総合年表。中国本土と台湾だけでなく、新中国成立以前からチベット、新疆、モンゴルなど少数民族地域の動向をも叙述。また日中、米中、ASEAN+3など中国をめぐる多国間関係を世界情勢やアジア太平洋地域の国際関係と関連させて詳述。中国に関わりある全ての人々必携。文献表、人名・事項索引も充実。

「たびんご!上海」
    イカロス出版 1,500円

「中国語発音指導20課 松岡メソッド・シリーズ 3」
    松岡栄志、馮曰珍 著 イースト・プレス 1,890円

「アジアの文人が見た民衆とその文化」
    山本英史編著 石川透他著 慶応義塾大学言語文化研究所 3,465円

「完全定本易占大全」
    盧恆立著 山道帰一監訳 島内大乾訳 河出書房新社 2,940円

「周縁文化の視座 民族関係のダイナミックス」
    丸山孝一著 九州大学出版会 3,990円

「清国人日本留学生の言語文化接触 相互誤解の日中教育文化交流」
    酒井順一郎著 ひつじ書房 4,935円
  *明治期、列強諸国に学ぶことに力を注ぐ日本。その最中、思いも寄らず清国から多数の留学生が来日してしまう。初の海外体験と近代教育を受ける清国人留学生、初の留学生教育を経験する嘉納治五郎と日本教育界、それぞれの戸惑い、苦悩、喜び、発見は一体何であったか。特に思い込みからくる相互誤解、留学生から突きつけられた日本語への疑問、日本社会から孤立していく留学生に手を差し伸べた日本人娼妓達等、ユニークな視点から教育文化交流を論じる注目の書。

「聊斎志異 上 ワイド版岩波文庫 321」
    蒲松齢作 立間祥介編訳 岩波書店 1,575円

「聊斎志異 下 ワイド版岩波文庫 322」
    蒲松齢作 立間祥介編訳 岩波書店 1,575円

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