2010年4月7日水曜日
『台湾的日本症候群』~“親日国家”が抱く複雑な対日感情を分析
『思想 14 台湾的日本症候群』
《思想》編輯委員会 聯経出版事業公司 2010年01月 3,402円
一般に、東アジア諸国の中でもっとも「親日的」といわれる台湾。“哈日族”と呼ばれる若者たちにより日本のポップカルチャーが受け入れられ、先年は戦後日台間の絆を描いた映画『海角七號(邦題:海角七号 君想う、国境の南)』が大ヒットを記録した。本書は台湾人が日本に抱く複雑な感情の源流と変遷について、戦後台湾が置かれた政治的・文化的環境を視野に、多様な論者が分析・考察をおこなう。
【お取り寄せ】
目次:
殷海光先生的理想主義道路:従公共知識分子談起 [張灝]
災難、文化与主体性:莫拉克風災後的省思 [蒋斌]
【台湾的日本症候群】
台湾的日本症候群:解題 [汪宏倫]
台湾日本情結的歴史諸相:一個政治経済学的視角 [曾健民]
台湾的日本観解析(1987~ ):族群与歴史交錯下的複雑系統現象 [黄智慧]
解析「哈日現象」:歴史・記憶与大衆文化 [李衣雲]
後殖民台湾的懐旧想像与文化身分操作 [林徐達]
哈日、親日、恋日?「辺陲東亜」的「日本情結」 [林泉忠]
【思想放談】
為自由而限権 為福利而問責:秦輝先生訪談録 [陳宜中]
【歴史与政治】
歴史終結在中国:近十年中国大陸官方意識形態変化解析 [王超華]
中共合法性論述的新動向:比較三齣国慶舞踊史詩的政治涵義 [叢小平]
【思想人生】
我的学術思想与志業:退休演講 [王暁波]
行於所当行:我的哲学之路 [周保松]
【思想采風】
銭理群演講 [陳瑋鴻]
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