2010年4月23日金曜日

和書新刊より~売行好調!『美貌のスパイ 鄭蘋如』

 
『美貌のスパイ 鄭蘋如 ―ふたつの祖国に引き裂かれた家族の悲劇―』
  柳沢隆行著 光人社 2010年5月刊 2,625円

国家とは、民族とは、人間とは、家族とは!?日中戦争のはざまで辛酸を舐め、苦難の道を歩まなければならなかった女諜報員の25年の生涯と過酷な運命に翻弄された母・木村花子(鄭華君)の波乱の境涯。田原総一郎氏推薦の感動のノンフィクション大作。

《 目 次 》
 プロローグ―秘かな処刑
 第一章―数奇な運命
  悲運を背負う/めぐり逢い/「対華二十一ヵ条」要求/新しい旅立ち
   /上海租界
 第二章―魔都の深淵
  革命の行方と北伐/日中ナショナリズムの衝突/血の「四・一二クーデター」
  /北伐の終結と南京国民政府
 第三章―鄭家の悲哀
  南京から上海へ/抗日の嵐と上海事変/運命の転機
 第四章―軍靴の足音
  盧溝橋事件/第二次上海事変/誘い/上海特務機関と宣伝戦
  /上海地下政府と日本特務
 第五章―謀略の連鎖
  渦巻くテロと謀略/ジェスフィールド七十六号特工総部/和平か戦争か
 第六章―上海血風録
  「特工総部」の成立と活動
 第七章―殉国の刺客
  運命の一九三九年
 第八章―稲妻と雷鳴
  漢奸裁判/新たな出発と別れ/花子をさがせ/永遠の眠り
 エピローグ―伝説の烈士

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