2011年7月4日月曜日
7月1日の新着和書~『古代東アジアの道路と交通』『汪兆銘政権と新国民運動』他
「古代東アジアの道路と交通」
鈴木靖民編荒井秀規編 勉誠出版 6,300円
*ヒト・モノ・情報などの移動・交流・伝達を司り、国家経営の要諦をなす道路・交通制度。古代東アジアにおける大型計画道路の画期として知られ、近年その発掘調査により実相が明らかになりつつある秦の直道を中心に、古代東アジア諸国の道路構造や道路網、交通制度などを多角的に分析することで、「道路」そして「交通」の歴史的意義を解明する。
「グローカル的思考」
西田勝著 法政大学出版局 3,990円
「侵略戦争と総力戦」
纐纈厚著 社会評論社 2,940円
「汪兆銘政権と新国民運動 動員される民衆」
堀井弘一郎著 創土社 3,360円
*日中戦争期、汪兆銘政権が民衆総動員体制の確立をめざして取り組んだ「新国民運動」。本書はその成立から終焉までの全過程を検証することによって、汪兆銘政権の内実を明らかにする。
「中国次世代自動車市場への参入戦略 現地発イノベーションの最前線」
周磊著 日経Automotive Technology編集 日経BP社 3,990円
「指差し 京都的 中国語でおもてなし」
京都新聞出版センター編 京都新聞出版センター 1,365円
*本書は、中国語が話せない人でも、あらかじめ掲載されている会話や単語を指差すだけで中国人観光客とのコミュニケーションがスムーズになる、お役立ちの指差し会話本です。京都のみやげ店、飲食店などでの会話、交通機関、観光地などで交わされる場面別の会話文だけでなく、マナーや注意喚起の例文も収載。京都の観光産業に携わる人には必携の一冊です。中国の文化などをテーマにしたコラムも楽しい。
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