速報［7月8日①］～これから入荷・発売する本

　
348894 『四庫全書存目傷寒類医著集成（全2冊）』
　　　　臧守虎主編　江蘇科学技術出版社　2010年12月刊　31,500円
　本書は、《四庫全書存目叢書》の傷寒類関係の医書に点校を加え、繁体字を簡化字に変更して収録する。上冊は、《傷寒懸解》《傷寒説意》《長沙薬解》《張子和心鏡別集》《河間傷寒心要》《劉河間傷寒医鑑》《傷寒治例》《傷寒近編》から、下冊は、《傷寒纉論傷寒緒論》《傷寒分経》《傷寒論条辨続注》《四聖懸枢》から構成される。

348900 『中華人民共和国経済档案資料選編（1958-1965）（全10巻）』
　　　　中国社会科学院、中央档案館編　96,600円
　中国に大きな災いをもたらした「大躍進」が始まった1958年から「文革」勃発の前年1965年までの8年間は、中国経済にとって波乱万丈の年代であった。本書は、その間の夥しい数の経済関係の档案資料から精選されたものを、《綜合巻》《農業巻》《工業巻》《商業巻》《固定資産投資和建築業巻》《交通通訊巻》《金融巻》《財政巻》《労働就業巻》《対外貿易巻》に分けて収録し、中国経済研究に貴重な一次資料を提供する。

348919 『中華大典・法律典・訴訟法分典』
　　　　朱勇、郭成偉主編　巴蜀書社　2011年6月刊　35,700円
　本書に収録された中国古代の訴訟法関係の資料は、主に「典籍」（経・子・史・集、歴代の法典・公文書・判牘など）、「文物」（甲骨、青銅器、簡牘、碑刻など）、「文書」（起訴状、判決書、契約、文告、伝票、拘票、勘験録など）に分類される。

348920 『中華大典・法律典・刑法分典』
　　　　楊育棠、張大元主編　西南師範大学出版社　2011年7月刊　予価79,380円
　本書は、6つの「総部」から構成される。「総論総部」は中国古代の刑法の形成・性質・役割などを論述し、「修律総部」は歴代の法律編纂や法律修訂に関する資料を、「通例総部」は古代律典の《名例》部分を、「刑名総部」は古代の様々な刑罰及びその変遷についての資料をそれぞれ収録する。「罪名総部」は本典の主体部分として、各種の罪名に関係する律令・条例・事例を、「寛宥総部」は綜論部・大赦部・別赦部・特赦部に分け、古代における各種の赦免の実態を紹介する。

348921 『饒宗頤書画冊頁叢刊（全50冊）』
　　　　饒宗頤著　海天出版社　2011年5月刊　73,080円
　饒宗頤は、古文字学・甲骨学・敦煌学・考古学・宗教史・潮学・中印関係史などの学術領域で様々な成果を収めた大家であり、書法や絵画の造詣も極めて深い。本書は、下記の4つのシリーズ（48種・50冊）で1960年代以降の饒宗頤の書画作品を網羅的に収録する。...（続き）

348935 『民間蔵中国古玉全集・魏晋南北朝編・巻四』
　　　　周南泉主編　紫禁城出版社　2011年5月刊　19,950円
　《民間蔵中国古玉全集》は、大量のカラー写真を配し、新石器時代・夏商・西周・春秋・戦国・秦漢魏晋南北朝・隋唐五代・宋遼金元・明・清の分期で現存の中国古代玉器を、名称・年代・サイズ・紋様・装飾・特徴・芸術性・収蔵経緯などの面から紹介する集大成的な中国古代玉器全集である。本巻は、専門家の鑑定を経た魏晋南北朝時代の玉の工具・兵儀器・礼器・佩飾・実用品・人物動物など約300点を収録する。

348942 『蔵伝仏教寺院美岱召五当召的調査与研究（上下）』
　　　　王磊義、姚桂軒、郭建中 撰　中国蔵学出版社　2009年12月刊　11,340円
　「召」とは、蒙古語の寺院のことである。本書は、内蒙古自治区の代表的な蔵伝仏教寺院美岱召と五当召についての研究報告であり、上冊は論文で、下冊は1,332幅の写真を収載する。上冊の上編「美岱召」部分は、概況・大板升城・蔵伝仏教格魯派伝入蒙古・霊寿寺・建築・壁画・本土文化など7つの章及び美岱召旧存契約・蒙古大汗世系・大事記など3つの附録から、下編「五当召」は、概況・活仏・組織管理・宗教活動・往昔的四大学部・喇嘛・昔日寺院経済・建築・建築研究・寺院宗教芸術和蔵品・文物、法器など11の章及び五当召清至民国大事記・包頭明清時期主要蔵伝仏教寺院一覧表・包頭市蔵伝仏教寺院分布図など3つの附録から構成される。