2012年5月15日火曜日

速報[5月15日⑤]~これから入荷・発売する本

 
362506 『江南余載・金陵防守利便・唐余紀伝・放生池古迹考(金陵全書・乙編)』
    南京出版社 2012年3月刊 42,000円
 《江南余載》は、大量の史料を引用し、約40年間にわたる南唐王朝の人物逸聞や典章制度などを記述する宋代の筆記小説であり、南唐歴史研究の重要な参考資料でもある。本書は、南京図書館収蔵の《龍威秘書》本《江南余載》の原寸影印本。...(続き)

362507 『南京市政府公報・第110-116期』
362508 『南京市政府公報・第117-123期』
362509 『南京市政府公報・第124-129期』
362510 『南京市政府公報・第130-135期』
362511 『南京市政府公報・第136-142期』
362512 『南京市政府公報・第143-148期』
362513 『南京市政府公報・第149-153期』
362514 『南京市政府公報・第154-157期』
362515 『南京市政府公報・第158-159期』
362516 『南京市政府公報・第160-161期』
    [民国] 南京市政府編 南京出版社 2012年3月刊 各42,000円
 1927年から1948年にかけて、国民政府の首都としての南京特別市が定期的に発表した「南京市政府公報」は、当時の南京の財政・税収・物価・慈善・教育・衛生・市政規划・市政建設・公共交通・社会治安の状況及び娯楽場所・公園・名勝地の実態をリアルに公表し、南京の行政計画及び行政機構や当局の施政理念をも明らかにした民国時期の重要な公文書である。《金陵全書》の丙編(歴史档案)の1点である本書は、南京市档案館及び中国国家図書館や南京市図書館に収蔵されている「南京市政府公報」を影印収録し、民国史研究に貴重な史料を提供する。

362524 『遂寧金魚村南宋窖蔵(全2冊)』
    成都文物考古研究所編著 文物出版社 2012年3月刊 25,200円
 1991年、四川省遂寧市金魚村で南宋の大型な窖蔵(穴倉)が発見され、考古学界の期待を集めた。1991年と2003年、成都文物考古研究所が2回にわたって、遂寧金魚村の一号窖蔵と二号窖蔵に対して行った考古発掘調査により、前者から1,147点の瓷器や87点の銅器と石器が、後者から46点の瓷器と銅器1点がそれぞれ出土された。瓷器の大半を占める龍泉窰青瓷と景徳鎮青白瓷は、中国陶瓷史研究にとって貴重な実物資料である。本書は、遂寧金魚村南宋窖蔵考古発掘調査の学術報告集。

362550 『洞霄図志(全3冊)』
    [宋] 鄧牧編纂 浙江古籍出版社 2012年4月刊 12,600円
 浙江省杭州市余杭区中泰郷にある洞霄宮は、西漢元封3年(紀元前108年)に建立された著名な道観であり、長い間、東南地区の道教の中心地となっていた。宋末元初の文人鄧牧(1247-1306)が編纂した《洞霄図志》は、多くの略図を配し、洞霄宮の宮観・山水・洞府・古迹・人物・碑記などを詳細に紹介する洞霄宮研究に欠かせない資料である。

362551 『洞霄詩集(全2冊)』
    [宋] 孟宗賢編纂 浙江古籍出版社 2012年4月刊 11,550円
 浙江省杭州市余杭区中泰郷にある洞霄宮は、西漢元封3年(紀元前108年)に建立された著名な道観であり、長い間、東南地区の道教の中心地となっていた。宋末元初の道士孟宗賢が編纂した《洞霄詩集》は、歴代の詩人が洞霄宮を歌った詩作を網羅的に収録する洞霄宮研究に欠かせない資料である。

362565 『宋代禅僧詩輯考』
    朱剛、陳珏編 復旦大学出版社 2012年3月刊 4,620円
 本書は、様々な典籍や禅宗文献に散在している《全宋詩》に掲載されていない宋代禅僧詩に著者や作品についての考訂を付して収録する。緒論は、宋代禅宗研究や宋代禅詩文献研究の論文として読むこともできる。

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