王力著 中華書局 2012年4月刊 2,016円
《王力全集》は、著名な言語学者である王力（1900-1985）の著述を網羅的に収録する。本巻は、12の章に分け、社会の発展と語彙の発展との関係、同源字や滋生詞の古今詞義の異同、詞義の発展、成語や典故、中国語の借詞や訳詞、中国語が日本語・朝鮮語・ベトナム語に与えた影響などの面から中国語の語彙史を論述する。
362818 『王力全集 5 中国言語学史』
王力著 中華書局 2012年4月刊 1,575円
《王力全集》は、著名な言語学者である王力（1900-1985）の著述を網羅的に収録する。本巻は、訓詁を主とした時期、韻書を主とした時期、文字・音韻・訓詁が全面的な発展を収めた時期、西方の言語学が伝来した時期に分け、2,000年にわたる中国語研究史の発展の軌跡を描き、中国語言学史の研究体系を構築しょうとしている。
362819 『王力全集 6 清代古音学』
王力著 中華書局 2012年4月刊 価格1,764円
《王力全集》は、著名な言語学者である王力（1900-1985）の著述を網羅的に収録する。本巻は、大量の典籍や文献資料に基づき、清代の音韵学者顧炎武・段玉裁・戴震・銭大昕・孔広森・王念孫・江有誥・厳可均・姚文田・張成孫・朱駿声・夏炘・章炳麟・黄侃などの学術的成果や不足点を論述する。
362820 『経典釈文音切考（全5冊）』
羅常培著 中華書局 2012年4月刊 41,160円
唐代の学者陸徳明（550-630）が著述した《経典釈文》は、《周易》《尚書》《詩経》《春秋三伝》《論語》《孝経》《荘子》などの典籍の古音や訓義に綿密な考証を加える古代字書として、後世の学者に高く評価されている。本書は、著名な言語学者（1899-1958）羅常培が《経典釈文》の音節に整理・批注を加える手稿を、釈文声類長編、釈文韵類長編、経典釈文直音編、経典釈文音匯の4つの部分に分けて収録する。《経典釈文》の音系の全貌が明らかになるほか、羅常培の学術研究の方法も窺え、学術性が高い。
362824 『水経注地名匯編（全2冊）』
陳橋駅編著 中華書局 2012年5月刊 16,716円
本書は、自然地理学や人文地理学の研究法を用い、《水経注》のすべての地名を65の類（パターン）に分け、巻次順に収録する。前人の考証・研究の成果を明記し、地名・巻次・類別についての索引も付しており、実用性が高い。
362829 『中華民国国会史』
谷麗娟、袁香甫著 中華書局 2012年5月刊 10,395円
1913年4月8日に北京で開かれた中華民国第一回国会は、中国の国会の嚆矢とする。しかし、軍閥が横行する当時の中国では、国会はその役割を果たすことができず、1923年に開かれた北洋政府時期の第一回国会臨時会議をもって、遂にその終焉を迎えた。本書は、10年にわたる中華民国国会史を詳細に記述し、国会という政治形式は中国の情勢に合わないと力説する。
362845 『江南女性別集・三編（上下）』胡暁明、彭国忠主編 黄山書社 2012年3月刊 8,400円
悠久な歴史や発達した文化を誇る江南地区は、古来、女流作家を輩出している。本書は、国家図書館・上海図書館・南京図書館などに収蔵されている明清の女流作家の作品28種を影印収録する。殆ど稿本や抄本或は早期の刻本であり、資料価値が高い。収録明細は下記の通り。...（続き）
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