372166 『上海博物館蔵王国維跋雪堂蔵器拓本』
唐友波箋注 上海人民出版社 2013年1月刊 予価25,200円
雪堂は、近代中国における著名な学者羅振玉(1866-1940)の号である。《雪堂蔵器拓本》は、羅振玉により収蔵された青銅器の逸品80件の拓本を収録しており、文献価値も文物価値も極めて高い。本書は、王国維が著述した《雪堂蔵器拓本》の跋文30余通を初めて公表し、「雪堂蔵器」の蒐集経緯や王国維学術思想などの研究に貴重な資料を提供する。
372167 『甘粛省第二届簡牘学国際学術研討会論文集』
甘粛省簡牘保護研究中心、甘粛省文物考古研究所 等編 上海古籍出版社 2013年1月刊 予価10,395円
2011年8月、甘粛省文物局の主催により蘭州で開かれた甘粛省第二届簡牘学国際学術研討会では、中国及び日本・韓国・アメリカなどの学者が115篇の論文を発表し、その内容は、西北漢簡研究・秦簡研究・其他漢簡研究・三国呉簡や晋簡研究・楚簡や古文字研究などにわたる。本書は、これらの論文から精選された60余篇を収載する。
李秀石著 上海人民出版社 2013年1月刊 予価3,150円
本書の章立ては、下記の通り:前言/第一章、日本近現代史中的教科書/第二章、民主主義、軍国主義与教科書/第三章、戦後民主化与教育改革/第四章、日本教育「転向」与教科書/第五章、60年代党、政、軍発動全面進攻/第六章、家永三郎教科書訴訟運動/第七章、80年代的教科書攻勢与民衆反対運動/第八章、亜洲隣国反対日本政府簒改教科書/第九章、冷戦結束後的日本教科書/第十章、修正歴史及教科書的右翼組織...(続き)
372156 『北京大学図書館新蔵金石拓本菁華(1996-2012)』
北京大学図書館金石組、胡海帆、湯燕 編 北京大学出版社 2012年12月刊 53,760円
北京大学図書館創立110周年・北京大学考古学科創立90周年に当たり刊行された本書は、1996年以降、北京大学図書館が新しく蒐集した1万余点の金石拓本・石刻拓本・碑志拓本及び書法叢帖から精選されたものを収載する。
372198 『蘇過詩文編年箋注』
[宋]蘇過 撰/舒星 校/蔣宗許 等注 中華書局 2012年12月刊 6,720円
蘇軾の三男蘇過(1072-1123)は、詩文・書道・絵画の面において様々な成果を収め、「小坡」と評価されたが、父の名声に圧倒され、その著述《斜川集》などはあまり知られていなかった。本書は、《斜川集》など蘇過の詩文に編年・箋注を加え、蘇過研究及び宋代文学研究に貴重な資料を提供する。
372162 『査海―新石器時代聚落遺址発掘報告(全3冊)』
丁文父編 文物出版社 2013年1月刊 予価37,380円
約30年前に発見された遼寧省阜新蒙古族自治県沙郷査海遺迹は、約8,000年前の新石器時代聚落遺迹である。1万余平米を有し、保存状態も良いため、先史時代における中国北方各民族の生活の実態及び竜文化や玉文化のルーツを知る重要な手掛かりとして数回にわたり、大規模な考古発掘調査が行われ、数多くの成果を収めた。本書は、8つの章(24節)から成る査海新石器時代聚落遺迹考古発掘の報告集である。
372163 『姜屯漢墓(上下)』
遼寧省文物考古研究所編 文物出版社 2013年1月刊 予価30,240円
遼寧省普蘭店市姜屯漢墓は、東北南部地区で初めて発見された漢代墓葬である。2009年以降、姜屯漢墓への考古発掘調査により、出土された多くの陶器、玉器、銅器、鉄器、瑪瑙、水晶などは、漢代の東北地区における社会生活・農業・工芸品生産・喪葬習俗などが反映される極めて貴重な実物資料として考古学界の注目を浴びている。本書は、この考古発掘調査の報告集。
372164 『中華大字典(彩図版)』
馮国超編 高等教育出版社 2012年10月刊 5,145円
本書は、約800幅のカラ―挿絵を配し、13,430の漢字の甲骨文・金文・楷書・篆書・隷書の字形及びその変化の過程を紹介する大型字典である。
372204 『十七世紀前中期漢語詞彙研究―以順治朝内閣大庫档案為例』
魏啓君著 中国社会科学出版社 2013年1月刊 予価3,465円
本書の章立ては、下記の通り。...(続き)