2010年2月10日水曜日

速報[2月10日③]~これから入荷・発売する本

 
327077 『民国期刊匯編第四輯―宇宙風(全28冊)』
    広陵書社 2010年9月刊 予価257,250円
 1935年9月に上海で創刊された《宇宙風》は、戦争の影響で発行地が広州・香港・桂林・重慶などを転々としながらも、終刊の1947年までに152期を発行した民国時期における最も著名な文学雑誌の一つである。1939年3月から1941年12月までに上海で56期を発行された《宇宙風乙刊》は《宇宙風》の別版である。郭沫若の《海外十年》《北伐余次》、老舎の《駱駝祥子》《牛天賜福》、豊子愷の《縁縁堂随筆》などの名作を連載したほか、...(続き)

326981 『不愧堂刻奏疏(全3冊)』
    【明】呉道行 輯 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 52,500円
 呉道行(1560-1644)は、10年間にわたって岳麓書院の最後の山長を務めた明末の著名な学者・教育家である。呉道行により編纂された《不愧堂刻奏疏》は、明代後期の名臣王錫爵・湯聘尹・魏允貞などが万暦元年から万暦32年までに上書した奏疏202篇を収録する。...(続き)

326983 『周忠毅公奏議』
    【明】周宗建 撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 周宗建は、明代万暦年間の宦官魏忠賢の専制を痛烈に非難したため、魏忠賢に殺害された東林党「後七君子」の一人であり、崇禎年間に名誉が回復され、忠毅という謚号を賜られた。4巻からなる《周忠毅公奏議》の第1巻は「請修実録疏」「裁革各官儒食卓疏」など10篇の奏疏と附掲3篇を、第2巻は「歴陳陰象首劾逆璫魏進忠疏」「首劾客氏疏」など6篇の奏疏と附掲「申明郭鞏交通説陥掲」を、...(続き)

326984 『朱文懿公奏疏(全2冊)』
    【明】朱賡 撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 42,000円
 朱賡(1535-1608)は、明代隆慶・万暦年間の名臣であり、死後、文懿という謚号を賜られた。《朱文懿公奏疏》は、「講筵奏疏」3篇、「部卿奏疏」13篇及び多くの「内閣奏疏」を収録する。最後の「瀕危辨明心迹疏」と「臨終遺疏」は、朱賡の政治理念を表す貴重な史料である。本書は、朱氏家刻原本《朱文懿公奏疏》の完全影印本。

326985 『鄒忠介公奏議』
    【明】鄒元標撰 全国図書館文献縮微複製中心 2009年10月刊 21,000円
 鄒元標(1551-1624)は、明代後期の政治の腐敗を厳しく批判したため、宦官勢力の迫害により流刑を受けた東林党の領袖の一人であり、死後、忠介という謚号を賜られた。《鄒忠介公奏議》は、鄒元標の奏議を数多く収録した明代奏疏作品の名作であり、史料価値が高い。本書は、汲古閣毛氏刻本《鄒忠介公奏議》の完全影印本。

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