2011年2月18日金曜日

2月17日の新着書~『黄勉斎と劉後村』『本当は危ない『論語』』他

  
【和書】

「牛 築路 岩波現代文庫」
    莫言 著/菱沼彬晁 訳 岩波書店 1,281円
  *中国の寒村での庶民の生と死を凝視し、暴力という秘儀体験と生命のはかなさを饒舌な文体で濃密に描く。…「マジックリアリズム」の手法で知られ,国際的にも注目される現代中国文学の旗手が文革期農村を丹念に描いた秀作二篇。本邦初訳。

「我的中国 岩波現代文庫」
    リービ英雄 著 岩波書店 966円

「中国語 世界の言語シリーズ」
    杉村博文、郭修靜 著 大阪大学出版会 3,045円

「黄勉斎と劉後村 附文文山 南宋判語の訳注と講義」
    高橋芳郎 著 北海道大学出版会 5,250円
  *官僚の徴税・裁判に関する文書が文集中に採録されはじめるのが南宋時代である。本書は南宋時代の判語判語史料三種の現代語訳と注釈、およびいくつかの判語史料の持つ意味を講義したものである。訳注『名工書判清明集』と本書により、南宋時代の判の訳出作業はほぼ完了するといえよう。

「それでも、中国は日本を越えることができない! ほんとうの理由77」
    黄文雄 著 ワック 980円

「中国 ASEAN経済圏のゆくえ」
    細川大輔 著 明石書店 3,360円

「二人の兵法 孫子」
    永井義男 著 明治書院 1,260円

「本当は危ない『論語』 NHK出版新書」
    加藤徹 著 NHK出版 819円
  *『論語』はただのお説教本ではない。扱い方によって猛烈な毒にも最良の薬にもなる恐るべき力を秘めた書物である。その力は東洋の歴史を支配し、幕末の日本に革命をもたらした―先入観なしに『論語』を精読するために不可欠な基本知識を踏まえながら、この多面的で危険な古典の神髄を解き明かす画期的な『論語』読本。


【輸入書】

340351 「環境法総論-社会法与公法共治」
    王蓉 法律 2,205円

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