2011年2月22日火曜日

2月19・20日の新着和書~『漢文訓読と近代日本語の形成』『ソグド人の美術と言語』他

 
「漢文訓読と近代日本語の形成」
    齋藤文俊著 勉誠出版 7,875円
  *漢文という外国語を日本語へ翻訳するシステム、「漢文訓読」。古来受け継がれてきた訓読語法は、近世において大きく変遷し、近代日本語形成の過程にも影響を与えてきた。漢文資料はもとより、蘭学*英学資料、さらには近代の日本語資料を渉猟し、漢文訓読という型のもたらした史的影響を明らかにする。

「アジア諸戦争の時代 1945-1960年 岩波講座 東アジア近現代通史 7」
    和田春樹、後藤乾一 他編集員 岩波書店 3,990円

「語録の思想史 中国禅の研究」
    小川隆著 岩波書店 12,600円

「知りたくなくても知っておかなきゃならない中国人のルール」
    水野真澄著 明日香出版社 1,575円

「ソグド人の美術と言語」
    曽布川寛、吉田豊 編 臨川書店 3,780円
  *シルクロード交易で栄えた幻の民・ソグド人の実態を近年発見された墓の屏風画、サマルカンド宮殿壁画、金銀器、ソグド語文献から探る。

「モノ言う中国人 集英社新書」
    西本紫乃著 集英社 798円

「馬淵東一と台湾原住民族研究」
    笠原政治編 風響社 4,200円

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