2011年2月24日木曜日

速報[2月24日]~これから入荷・発売する本

 
342674 『艾儒略漢文著述全集(全2冊)』
    広西師範大学出版社 2011年1月刊 67,200円
 艾儒略(ジュリオ・アレニ、1582-1649)は、明末に中国に渡来し、中国とりわけ福建地区における天主教の伝播に中心的な役割を果たしたイタリア人宣教師である。彼は、数年間で中国語を習得し、生涯にわたって24種の中国語の著述を残した。これらの著述の内容は、キリスト教についての基本知識及びその教儀や教規、西洋の宗教制度、幾何学など西洋の数学原理、コロンプスなどの探検家により行われた大航海、アメリカ新大陸の発見、西洋諸国の国柄や風習などの広範囲に及び、近代中国宗教伝播史上の重要な資料として高く評価されている。本書は、艾儒略のすべての中国語著述を影印収録する。

342669 『中国地方志集成・省志輯・広西(全7冊)』
    鳳凰出版社 2011年3月刊 予価136,500円
 本書は、清雍正年間刻本《広西通志》(2冊)及び清嘉慶年間刻本《広西通志》(4冊)を影印収録する。

342670 『中国地方志集成・省志輯・貴州』
    鳳凰出版社 2011年3月刊 予価23,625円
 本書は、清康煕36年(1697年)刻本《貴州通志》(全37巻,衛既斉修、薛載徳纂、閻興邦補修)を影印収録する。

342671 『中国地方志集成・省志輯・河北(全15冊)』
    鳳凰出版社 2011年3月刊 予価178,500円
 本書は、清康煕年間刻本《畿輔通志》(全2冊)及び清同治年間刻本《畿輔通志》(全13冊)を影印収録する。

342672 『中国地方志集成・省志輯・湖南(全12冊)』
    鳳凰出版社 2011年3月刊 予価173,250円
 本書は、清乾隆年間刻本《湖南通志》及び清光緒年間刻本《湖南通志》を影印収録する。

342667 『中国徽州文書(民国編)(全10冊)』
    黄山学院編纂 清華大学出版社 2010年11月刊 235,725円
 徽州文書は、徽州の人々が生産や商業活動、日常の暮しなどに使っていた歴代の契約書・領収書・さまざまな記録の書類であり、その発見は、20世紀において甲骨文・漢晋簡帛・敦煌文書・明清档案に続く中国歴史文化上の第五大発見と見なされている。
本書は、約4,500幅のカラー写真を配し、黄山学院により蒐集された約10点の徽州文書から精選された
...(続き)

342659 『清宮金磚档案』
    故宮博物院編 紫禁城出版社 2010年10月刊 24,150円
 清代の宮廷建築の床に使われたタイルは、豪華を極めた黄金色を用いたため、「金磚」(金の煉瓦)と呼ばれていた。本書は、648幅の精美なカラー写真を配し、雍正6年(1728年)から宣統3年(1911年)までの「金磚」関係の档案資料125点を年代順に収録する。宮中起居注・朱批奏折・軍機処録副奏折・上諭档・内務府档案など様々な形式となっており、清史及び中国近代建築史研究にとっての重要な史料と言える。

342572 『民国地政史料匯編(全22冊)』
    国家図書館出版社 2011年3月刊 予価315,000円
 地政(土地行政)は、民国時期の政治・経済・社会において重要な地位を占めていたが、今まで関係する資料はあまり紹介されていなかった。本書は、民国時期の地政についての史料35種を影印収録し、この空白を埋める。各年度の地政法規、地政署の職員名簿や統計提要、各省・市の土地行政機関の概況紹介や報告書及び中国地政学会の《地政月刊》・中国地政研究所の《地政学報》・中央政治学校地政学院の《地政論文撮要》など地政関係の資料が網羅されており、その内容は、中国の土地問題についての討論、土地改革の政策、土地の測量・登記・申告、土地の賃貸、地価の調査、土地税と土地の評価などにわたり、史料価値が高い。

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