2012年4月23日月曜日

4月21日の新着和書~『中国古典の解釈と分析』『モンゴル語近代語彙登場の母体-『蒙話報』誌研究』他

 
「アジア女性と親密性の労働 Intimate and Public 変容する親密圏/公共圏 2」
    落合恵美子、赤枝香奈子 編 京都大学学術出版会 3,780円

「アジアの軍事革命 兵器から見たアジア史」
    ピーター・A・ロージ著/本野英一訳 昭和堂 3,360円

「帰国華僑 華南移民の帰還体験と文化的適応」
    奈倉京子著 風響社 5,250円

「古代の琉球弧と東アジア」
    山里純一著 吉川弘文館 1,785円

「上海 都市生活の現代史/風響社あじあブックス 3」
    岩間一弘、金野純、朱珉、髙綱博文 編著 風響社 1,890円

「接客の中国語&韓国語会話 ショップ&レストランでの対応からトラブル解決まで!」
    学研教育出版 1,785円

「総合力をきたえる実用中級中国語」
    郭春貴、郭久美子 著 白帝社 2,625円

「日・中・英対訳ワードブック ファッションビジネス用語」
    村尾康子編 繊研新聞社 2,000円

「中国古典の解釈と分析 日本・台湾学術交流」
    佐藤錬太郎、鄭吉雄 編著 北海道大学出版会 9,975円
  *北海道大学大学院文学研究科と国立台湾大学中国文学系との共同開催で行われた「東アジアの経典解釈における言語分析」第1回国際シンポジウム(2006年8月)の成果をまとめた論文集。このシンポジウムは、経典・解釈・文献学の密接な関係に着目し、東アジア地域における、儒家と仏教、言語と哲理、文献と思想、解釈と言語分析などの間の、異なった研究方法や理論を融合して、経典の文化的価値および精神的伝統をより深く広く探求し継承していくことを目指したものである。論文集の中国語版は2010年にすでに刊行されており、本書はその翻訳に加え、新たに修正や増補を施して日本語版としてリメイクし、広く日本の中国学の発展に資するようにするものである。

「中国事業の会計税務 2012年改訂版」
    近藤義雄著 蒼蒼社 4,935円

「中国専制国家と家族・社会意識」
    吉田浤一著 文理閣 8,400円

「東南アジアの華人教団と扶鸞信仰」
    黄蘊著 風響社 4,200円

「日中理論言語学の新展望 2 意味と構文」
    影山太郎、沈力 編 くろしお出版 3,360円

「客家の創世と再創世 歴史と空間からの総合」
    瀬川昌久編 飯島典子編 風響社 5,250円

「平安時代の仏書に基づく漢文訓読史の研究 Ⅲ 初期訓読語体系」
    小林芳規著 汲古書院 23,100円

「耳から覚える耳タン中国語〈単語〉初中級/中検3級レベル 」
    楊達、南勇 著 学研教育出版 1,890円

「耳から覚える耳タン中国語〈単語〉初級/中検4級レベル」
    楊達、南勇 著 学研教育出版 1,890円

「モンゴル語近代語彙登場の母体-『蒙話報』誌研究」
    フフバートル著 青山社 5,200円
  *『蒙話報』は光緒34年(1908)に清朝朝廷側がモンゴル人へ宣伝のために創刊した「蒙漢合璧」雑誌。現在利用できるもっとも古いモンゴル語雑誌で、モンゴル研究における文献学、歴史学の貴重な資料である。本書は、モンゴル語定期刊行物発達史、モンゴル語語彙の近代化――モンゴル語近代語彙形成という分野での研究で、モンゴル研究のみならず、20世紀初期のアジアにおける言語接触の一端を知る貴重な考察である。

「モンゴル人ジェノサイドに関する基礎資料(4) 毒草とされた民族自決の理論/内モンゴル自治区の文化大革命 4」
    楊海英編 風響社 21,000円

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