東洋文庫前近代中国研究班 斯波義信 編著 2012年04月刊 14,700円
本書は、東洋文庫の研究部が長年にわたって編纂してきた、歴代正史「食貨志」の訳注の成果を基礎として、古代から清末までの財政史・社会史・経済史・吏牘用語を約6000語収録し、詳しい解説文を加える。関連の用語を分類項目ごとに配列して収録しているため、関心のある事柄について、一覧することが可能。分類はまず大項目として「財政」「経済」「社会」「公文書」の4つに分かれ、さらにいくつかの中項目、小項目で構成されている。たとえば、「財政」の場合は、「財務行政」「賦税」「役法」「駅伝」「専売」など7つの中項目に分かれ、さらに「査税・税籍」「五賦」「納税」などあわせて28の小項目に分かれる。巻末には、五十音索引を附し、見出し項目約6000のみならず、関連する語彙約3500語を拾い、あわせて収録する。
>>> 内容見本(PDF 約6MB)
0 件のコメント:
コメントを投稿