2012年6月21日木曜日

6月20日の新着和書~『戦後台湾の日本語文学 黄霊芝小説選』『三国志40人の名脇役』他

 
「台湾海峡一九四九」
    龍應台著/天野健太郎訳 白水社 2,940円
  *人びとが下したささやかな決断と、それがもたらした壮絶な流浪の軌跡。台湾随一のベストセラー作家が満を持して放つ歴史ノンフィクション。台湾・香港で42万部の大反響!
時代に翻弄され、痛みを抱えながらこの小さな島に暮らしてきた「外省人」と台湾人。“敗北者たち”の声に真摯に耳を傾け、彼らの原点である1949年を見つめ直す。


「易を読むために 易学基礎講座」
    黒岩重人著 藤原書店 2,940円

「現代中国の政治―「開発独裁」とそのゆくえ 岩波新書」
    唐亮著 岩波書店 840円

「三国志40人の名脇役」
    渡辺精一著 二玄社 1,680円
  *張角、趙雲、黄蓋、黄忠、華陀、孟獲…。壮大な三国志の世界には、主役と脇役の運命が触れあう数々の名場面がある。主役に劣らず何れも個性的で、乱世の舞台で輝きを放った『三国志』の名脇役40人を紹介。

「白川静著作集 別巻 甲骨金文学論叢 下1」
    白川静著 平凡社 12,600円

「白川静著作集 別巻 甲骨金文学論叢 下2」
    白川静著 平凡社 12,600円

「中国語大学入試センター試験対策問題集 平成21・22・23年度版」
    白帝社編集部編 白帝社 1,890円

「戦後台湾の日本語文学 黄霊芝小説選」
    黄霊芝著/下岡友加編 渓水社 2,310円
  *2006年旭日小綬章受賞者、黄霊芝の日本語小説10編、書き下ろし1編を収める。その殆どを1940年後半~60年代の戒厳令下の台湾社会を作品背景とし、また人物の思いこみやユニークな思考が作り出す、独創的な世界へと読む者を引き込む。

「日清・日露戦争と写真報道―戦場を駆ける写真師たち」
    井上祐子著 吉川弘文館 1,890円

「日中理論言語学の新展望3 語彙と品詞」
    影山太郎、沈力 編 くろしお出版 3,780円

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