6月7日の新着書～『中国古代簡牘のすべて』『朝鮮華僑と近代東アジア』他

　

【国内書】

「中国古代簡牘のすべて」
　　　　横田恭三著　二玄社　2,940円
　　＊20世紀初頭に尼雅・楼蘭で発掘された木簡から北京大学が近年収蔵した漢簡まで、近百年に中国で発掘された重要な簡牘の全貌が分かる便利なカラー版ガイド。甘粛・湖北・湖南など地域ごとにまとめ、博物館・大学などが購得した簡牘を最後に収める。

「簡牘名蹟選 10　河南・山西篇　戦国　信陽楚簡・新蔡葛陵楚簡　精華大学蔵戦国簡　温県盟書・侯馬盟書」
　　　　二玄社　2,310円

「近代日本綿業と中国　歴史学選書」(重版）
　　　　高村直助著　東京大学出版会　3,360円

「『詩經』興詞研究」
　　　　福本郁子著　研文出版　9,450円

「宋代沿海地域社会史研究」
　　　　岡元司著　汲古書院　14,700円

「茶の本　岡倉天心コレクション　ちくま学芸文庫」
　　　　岡倉天心 著／櫻庭信之、斎藤美洲 訳　筑摩書房　1,470円

「茶の原産地を探る」
　　　　松下智著　大河書房　3,465円

「朝鮮華僑と近代東アジア」
　　　　李正熙著　京都大学学術出版会　7,560円
　　＊19世紀後半の「ウェスタン・インパクト」を契機として,日清韓の朝貢関係は変容し,中国人商民の大規模な朝鮮移住が始まった。厳しい労働問題を克服しつつ,独自の商業ネットワークを築いた彼らの素顔とは。多言語の豊富な資料をもとに,これまで明かされなかった朝鮮華僑の商業活動を活写し,東アジア通商関係史に新たな光を当てる。


【輸入書】

353780　「漢蔵新詞語詞典」
　　　　中国民族語文翻訳局蔵文室編訳　民族　2,520円

358537　「門閥、荘園与政治　中古社会変遷研究」
　　　　文史哲編輯部編　商務　2,016円

359078　「中国東北辺疆史」
　　　　王景沢、李徳山 主編　吉林文史　2,520円