2012年6月28日木曜日

6月27日の新着和書~『長城と北京の朝政』『台北旅行いきましょう!』他

 
「長城と北京の朝政:明代内閣政治の展開と変容」
    城地孝著 京都大学学術出版会 4,725円
  *16世紀後半の中国明朝において、長城をはさんで対峙する遊牧民族モンゴルの圧力にいかに対応するかという問題はきわめておおきなウェイトを占めていた。本書は、対モンゴル問題をめぐる政治過程を軸として明の朝政の展開のありようをいきいきと描き出すとともに、その背後に存在する意思決定プロセスの論理にもせまろうとするものである。

「台湾原住民社会の地方化:マイノリティの20世紀」
    松岡格 研文出版 7,350円

「中国進出企業再編・撤退の実務」
    劉新宇編著 商事法務 3,990円

「なるほど漢字物語 白川静 文字学入門」
    小山鉄郎著 共同通信社 1,260円

「台北旅行いきましょう!:台北市政府協力ブック」
    TOKIMEKIパブリッシング 1,470円
  *台北市政府観光キャンペーンの公式ガイドブック。地下鉄を利用した街歩きの楽しみ方紹介のほか、渡辺満里奈さんほか台湾ファンたちのインタビュー、台湾好き作家たちによるエッセイも収録。

「ヒマラヤを越える子供たち」
    マリア・ブルーメンクローン著 堀込-ゲッテ由子訳 小学館 1,995円

「品詞別・例文で覚える HSK基本語彙1級―4級」
    郭春貴・郭久美子編著 白帝社 2,100円

「アジア遊学 154 文化創造の図像学:日本の宗教空間と身体」
    阿部泰郎編 勉誠出版 2,520円

「幻の重慶二流堂:日中戦争下の芸術家群像」
    阿部幸夫 東方書店 2,520円

「脱・中国論:日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ」
    加藤嘉一著 日経BP社 1,575円
  *中国版ツイッターで民主革命?震災復興を見て日本を「尊敬」。ビジネスで勝つためにはやっぱり「酒」。日系企業で働くと即ヘッドハント。あなたの知っている中国は、もはやイマドキの中国ではない。中国で一番有名な日本人が明かします。

「流転の王妃の昭和史 中公文庫」
    愛新覚羅浩著 中央公論新社 780円

0 件のコメント: