2012年7月3日火曜日

速報[7月3日①]~これから入荷・発売する本

 
364187 『中国歴代兵政典(全4冊)』
    広陵書社 2012年6月刊 36,960円
 本書は、『古今図書集成・経済匯編・戎政典』(300巻)の戎政・兵制・校閲・田猟・兵法・陣法・火攻・水戦・車戦部分や『清朝通典』『清朝文献通考』『清朝続文献通考』の「兵」「兵考」「続兵考」部分など、歴代の兵制・兵法・兵略・兵器に関する資料を再度分類し、編纂したものとして、中国兵政史研究に集大成的な資料を提供する。

364191 『元代基本史料叢刊・初編(全300冊)』
    趙国華主編 黄山書社 2012年12月刊 予価1,575,000円
 『元代基本史料叢刊』は、史書巻・政書巻・方志行紀巻・文集巻・金石巻・文芸巻・域外史料巻・伝説巻・民族文字巻(各巻は4つの輯で構成)に分け、元代の基本的な史料を網羅的に収録する。『初編』部分は、民族文字巻・域外史料巻・金石巻から成る。

364192 『罪惟録(全8冊)』
    [清] 査継佐撰 浙江古籍出版社 2012年4月刊 39,060円
 『罪惟録』(元来の書名は『明書』)は……(略)……清政権を非難する内容が随所見られるため、清王朝が滅びるまで、『罪惟録』の原稿は、査継佐の子孫が厳重に隠し、刊行されることはなかった。1931年、史学家張宗祥が、辛亥革命後、呉興劉氏嘉業堂に収蔵されることになった『罪惟録』の原稿に基づき、編纂した『罪惟録』校補本102巻は、「帝紀」22巻・「志」32巻・「列伝」36巻などから成る『罪惟録』の最初の版本であり、1936年、商務印書館の『四部叢刊・三編』にも収録された。1986年、浙江古籍出版社により刊行された『罪惟録』は、『四部叢刊・三編』版『罪惟録』に校勘・補遺・標点を加える『罪惟録』の初の校点本である。本書は、その影印版であり、一部の修正も行われた。『浙江文叢』シリーズの1点。

364197 『千年丹青―日本中国蔵唐宋元絵画珍品(全2冊)』
    陳燮君、陳克倫編 東方出版中心 2010年10月刊 精 283頁 価格21,000円
 2010年10月、上海博物館と東京国立博物館の主催により上海で開かれた「千年丹青―日本中国蔵唐宋元絵画珍品展覧会」に展示された65点の唐・宋・元絵画の逸品は、数多くの参観者を魅了した。……(略)……本書は、多くのカラー写真を用い、図録の形式で「千年丹青―日本中国蔵唐宋元絵画珍品展覧会」の展示品を紹介する。

364198 『和刻本中国古逸書叢刊(全70冊)』
    金程宇主編 鳳凰出版社 2012年6月刊 651,000円
 江戸時代以降、日本で刊行された夥しい数の中国古籍の「和刻本」は、中国では原書が現存していない「逸書」が多く含まれている。本書は、これらの「逸書」を網羅的に影印収録し、中国の研究者に貴重な資料を提供する。...(続き)

364199 『聚珍版聖済総録(全5冊)』
    [宋]趙佶敕編 [日]杉本良仲温等校 西南師範大学出版社、人民出版社 2011年12月刊 62,160円
 北宋政和年間(1111年―1117年)、宋徽宗の主宰で編纂された『聖済総録』は、伝統医学の各科の医方(処方)2万余点及び伝統医学の医理や針灸に関する文献を収録する宋代医学の集大成的な資料集である。しかし、まだ印刷されていないうち、「靖康之乱」に遭遇し、その木版が金国に持ち帰られ、その後、北の地で刊行される羽目となった。現存している唯一の『聖済総録』の版本は、元代大徳年間の重刊本であるが、6冊しか残っていない上、その中の5冊は、残巻であり、日本の図書館に収蔵されている江戸医学館の木活字聚珍版のみ完全なものである。本書は、その影印版である。『域外漢籍珍本文庫』シリーズの1点。

364230 『新疆維吾爾自治区資源経済地図集』
    中国地図出版社 2012年5月刊 36,120円
 本書は、序図・自然資源与環境・経済・区域経済・社会事業・生産建設兵団経済社会発展・発展藍図・重大建設項目など8つの項目に分け、大量のデータに基づいて作成された112幅の地図を掲載し、地図学の手法を用い、新疆維吾爾自治区の自然・経済・社会・文化などを紹介する地図集である。...(続き)

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