2007年10月5日金曜日
「満洲国」文学・文化研究の専門誌誕生
「中国東北文化研究の広場 第1号 」
「満洲国」文学研究会 1,050円
「満洲国」下の文化問題に関する内外の研究成果、文学作品翻訳、植民地期の雑誌紹介や体験談などを掲載する。
年1回の刊行を予定。
《 主 要 目 次》
◇ 発刊のことば
◇ 張赫宙の大陸開拓小説「氷解」を読む
─主人公・作家・読者のエスニシティ― (柳 水晶)
◇『芸文志』と満日文化協会 (石田卓生)
◇ 皇帝、長城と橋のイマージュ
─佐藤春夫・戦時歌謡・保田與重郎― (田中益三)
◇「辺境」をめぐる植民地=帝国の言語と文学の言語
─「満洲国国境地帯法」と中国人作家、石軍の小説─ (橋本雄一)
◇「南玲北梅」(南の張愛玲、北の梅娘)について
─併せて「オーラル・ヒストリー」にどう対すべきか─ (張泉)
◇ 翻訳:古丁のエッセイ一篇、作品の序文二篇 (梅定娥)
◇「牽牛房」をめぐって─蕭紅『商市街』より─ (平石淑子)
◇ 満洲国期的新詩想象 ─《詩季》雑誌考述─ (劉 暁麗)
◇『盛京時報』の文芸欄<文学>概観
附録:掲載作品・記事総目録 (大久保明男)
◇『華文「大阪毎日」』「東亜文藝消息」に見る「満洲国」の作家の動向
(宮入いずみ)
◇ 回想録:張作霖爆殺現場の余燼にたちあって (庵谷磐)
◇「満洲国」文学研究会これまでの歩み
*本書は一般の書店ではお求めになれません。東方書店では、一般の書店では取り扱っていない中国関係の書籍・研究会誌等も、多数取り揃えております。
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