『水の彼方 Double Mono』
田原 著/泉京鹿 訳 講談社 2009年6月刊 1,680円
中国「80后(後)」のやるせなくもせつない10代の破片と、静かに崩れていく少女の心を鮮やかに紡いだ、美しくて残酷な幻想的青春小説。ロックバンドのボーカルとしてデビューし、女優としても多数の映画に出演する中国のスーパー・スターの最高傑作、日本解禁。
■著者紹介:田 原(ティエン ユエン)
1985年、中国湖北省武漢生まれ。2007年、北京語言文化大学英語学科卒業。2002年、弱冠16歳にしてインディペンデント・バンド“跳房子(Hopscotch)”のボーカルとしてデビューし、同年、初の小説『斑馬森林』(南海出版公司)も出版。2004年には映画『胡蝶』(ヤンヤン・マク麦婉欣監督、香港)に出演して香港金像奨最佳新演員奨(最優秀新人賞)を受賞。以後、音楽、小説、映画の垣根を越えて多彩な才能を発揮し、中国「80后(後)」(80年代生まれ)を代表するアーティストとして脚光を浴び続ける。著書の第2作にして日本デビュー作でもある『水の彼方』(原題『双生水莽』/中信出版社、2007年)は、台湾、フランスでも既に出版されて高い評価を得た。
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田原のブログ
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