2009年9月25日金曜日

月刊『東方』 2009年10月号

 
『東方』10月号『東方』
  東方書店 毎月25日頃発売 1,000円(1年間予約購読 税・送料込)

『東方』は東方書店が発行する、中国出版文化の月刊総合情報誌です。中国に関するさまざまな分野の研究論文・エッセイ・学会報告、内外書籍の書評、中国・香港・台湾発行の新刊・近刊案内、日本および欧米発行の中国関係書案内、パソコン・電子出版物案内などの最新情報を満載しています。出版物に反映される“中国”の動きをいち早くお伝えします。年間購読の他、東方書店店頭にて1部110円で分売もしております。
最新2009年10月号(第344号)の内容は・・・


【 目 次 】

コラム/エッセイ
■中国言語芸術の奥義を究める詞学研究 『詞論の成立と発展──張炎を中心として』に寄せて  内山精也(早稲田大学)
■日中友好の断層──郭沫若と文求堂田中慶太郎(下)  成家徹郎(大東文化大学人文科学研究所)

連載
■新中国美術万華鏡(7) 中国の伝統絵画①人物画の「水墨写実」  陸偉榮(早稲田大学)
■重慶「二流堂」始末──抗戦下の文芸サロン(18)8 霧季戯劇節──夏衍(中)  阿部幸夫
■辞書の記述をめぐって──続やっぱり辞書が好き(30) 識字辞典の効用  荒川清秀(愛知大学)
■中国の性愛文献(150) 『繡球縁』(四巻)  土屋英明(文筆家)

書評
■「言論を罪に問う」ことがもたらす退廃の告発──「北京の春」が問いかけたもの  砂山幸雄(愛知大学)
 胡平著/石塚迅訳 『言論の自由と中国の民主』 A5判 176頁 1,890円 現代人文社/大学図書発売
■「国際都市」上海と日本人居留民社会研究の力作  陳祖恩(上海・東華大学)(加藤斗規訳 大谷記念館研究員)
 高綱博文著 『「国際都市」上海のなかの日本人』 A5判 416頁 6,825円 研文出版
■近代華北・東北における地域経済圏の複雑な実態を解明する  岸本美緒(お茶の水女子大学)
 山本進著 『環渤海交易圏の形成と変容──清末民国初期華北・東北の市場構造』 A5判 296頁 4,935円 東方書店
■「台湾人に生まれた悲哀」を改めて考えさせられる  堤智子(天理大学)
 中川仁著 『戦後台湾の言語政策──北京語同化政策と多言語主義』 A5判 208頁 3,150円 東方書店

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