2009年9月3日木曜日

速報[9月3日②]~これから入荷・発売する本

 
322093 『康煕起居注冊(全54冊)』
    中華書局・聯経出版事業公司 2009年10月刊 予価315,000円(訂正)
 康煕起居注は、康煕10年(1671年)9月から康煕57年(1727年)3月に至る康煕皇帝の毎日の言行や朝政大事をそれぞれ満文と漢文で記述し、毎月1冊或いは2冊のペースで編纂された合計1,000余冊の宮廷文書であり、その内容は、御門聴政、懋勤殿進講、太皇太后や皇太后への挨拶などの政務活動及び康熙帝の諭旨、大臣の題奏、官員の引見と除授など二部分から成る。 ……(中略)…… 本《康煕起居注冊》は、中華書局と台湾聯経出版社の共同で出版され、全54冊のうち、中華が32冊、聯経が22冊を担当して刊行する。これまで、中国第一歴史档案館・国家図書館・台北故宮博物院に分散して収蔵されていた康煕起居注をまとめて影印収録し刊行することは、康煕及び清史研究に貴重な一次史料を提供することになる。

322070 『羅常培文集(全10巻)』
    山東教育出版社 2009年4月刊 35,700円
 羅常培(1899-1958)は、中国現代言語学の基礎を築いた学者の一人である。本書は、第1巻:厦門音系・臨川音系、第2巻:唐五代西北方音・漢魏晋南北朝韵部演変研究、第3巻:漢語拼音演進史・漢語音韻学導論・唐詩百首擬音、第4巻:貢山怒語初探、第5巻:中国人与中国文・普通語音学綱要、第6巻:中国声韻沿革表・中国声韻沿革表附説・周秦古音研究述略等、第7巻:《切韵序》校釈・劉継荘学述・釈重軽等、第8巻:恬庵語文論著甲集・漢語音韻学的外来影響、第9巻:語文瑣談・漢語方言研究・少数民族語言文字研究、第10巻:外文論著・游記及び「羅常培年表」の構成で羅常培の著述を網羅する。

315209 『海外蔵中国法書集・日本巻(全3冊)』
    浙江大学出版社刊 257,250円
 様々な歴史的原因により、現在、海外の博物館・研究機関及び個人は、多くの逸品を含む夥しい数の中国の甲骨刻辞・青銅銘文・簡牘文書及び歴代碑刻刻石・名家書翰墨迹を収蔵しており、全中国書法作品収蔵における重要な構成部分であるが、今まで、権威的な資料集は刊行されなかった。《海外蔵中国法書集》は、厳格に国際版権法に則って、最新の撮影技術を駆使し、国別に分けてこれらの収蔵品を網羅的に紹介する。

321993 『中国方志通鑑(上下)』
    中国地方志指導小組編 35,700円
 本書は、3つの部分から構成される。「編年簡史」は、戦国時代から2002年までの歴史事件及び方志学研究の成果や学術動態を戦国・秦・両漢・三国・両晋南北朝・隋・唐・五代・宋遼金・元・明・清・中華民国・中華人民共和国などの歴史時期に分けて紹介し、「専題研究」は、組織管理・方志編纂・方志理論・方志選介・開発利用・方志資料・方志人物など7つのテーマで地方志編纂の理論研究の成果を論述し、「附録」は、歴代の重要な修志文献や編年簡史の2003-2007年部分を収録する。

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