2011年4月20日水曜日
4月20日の新着和書~『ネット大国中国』『女神 全訳』他
「ネット大国中国 岩波新書」
遠藤誉著 岩波書店 798円
*グーグル撤退騒動から、08憲章、そして漁船衝突事件と反日デモまで――。中国のいまを読み解くカギは、4.5億人の「網民(ネット市民)」にある。規制と検閲を強める政府と、網民の攻防を活写し、ネット世代「80后」のメンタリティーにも迫る。役人の腐敗や格差拡大が深刻化する中、「ネット言論」は民主化を導くのか。
「女神 全訳」
郭沫若著 藤田梨那訳 明徳出版社 1,995円
「アジア太平洋時代における日本の東アジア戦略」
北東アジア研究交流ネットワークフォーラム実行委員会編 桜美林大学北東アジア総合研究所 1,470円
「新しい中島敦像 その苦悩・遍歴・救済」
閻瑜著 桜美林大学北東アジア総合研究所 3,150円
「時空をこえる 本の旅50選」
斯波義信監修 東洋文庫 1,000円
「満洲国 FOR BEGINNERSシリーズ 106」
川村湊文/辻下浩二イラスト 現代書館 1,260円
*かつて中国東北部に満洲という国があった。不思議な国だった。国民のいない国家だった。国籍法がなかったのだ。五族協和を謳って日本によって建国された幻の「満洲國」の真実を、分かりやすく解説した。多くの血が流された意味を問う。
「灼熱アジア FTA・TPP時代に日本は生き残れるのか NHKスペシャル」
NHKスペシャル取材班著 講談社 1,470円
「中國文學史新著(増訂本) 上巻」
章培恒、駱玉明 主編 関西大学出版部 5,985円
「図説朝鮮戦争 ふくろうの本」
田中恒夫著 河出書房新社 1,890円
「東アジア共同体と日本の戦略 何をどう進めるべきか」
新藤榮一監修 桜美林大学北東アジア総合研究所 1,050円
「東アジア共同体とは何か」
谷口誠監修 桜美林大学北東アジア総合研究所 1,680円
「大恐慌下の中国 市場・国家・世界経済」
城山智子著 名古屋大学出版会 6,090円
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