2014年4月28日月曜日

4月28日の新着和書~『イメージング・チャイナ 印象中国の政治学』『ラスト・バタリオン:蒋介石と日本軍人たち』他


*表示価格は税抜価格です。 

「イメージング・チャイナ 印象中国の政治学」
    鈴木規夫 編 国際書院 3,200円
  *“中国”は未だ揺らいだ表象である。21世紀においてこの“中国”という名辞がどのようなイメージに変容していくのか、その帰趨がグローバル・ポリティクスに少なからぬ影響を及ぼす。本書では、その“中国”の視覚資料・非文字資料への分析・批判理論構築の必要性を追究する。 目次:北京オリンピック開会式とイメージング・チャイナ/中山服と中国人イメージ/日本のシャンハイ表象―雑誌『犯罪科學』、『犯罪公論』を中心に/『碑』の向こう側/古典の中国と生の中国―大正時代の日本人画家が見ようとした中国/米日中関係をめぐるイメージング・チャイナ―「テロとの戦い」後への政治的想像力

「王陽明と朱子」
    安岡正篤 著 明徳出版社 2,000円

「學林 58」
    中國藝文研究會 1,852円

「戦史に学ぶ軍事戦略:孫子とクラウゼヴィッツを現代に生かすために」
    姜聲鶴 著/尹永洙 訳/滝田賢治 日本語監修 彩流社 3,800円

「台北本'15 最新/エイムック」
    エイ出版社 1,200円

「中国で会社をつくったら、ひどい目に遭いました」
    高杉裕二 著 彩図社 590円

「中日英ビジネス用語辞典 会計・金融・法律」
    湯建中 編著 ジャパンタイムズ 7,000円

「日本人が知らない安全保障学/中公新書ラクレ490」
    潮匡人 著 中央公論新社 760円

「東アジアにおける移民労働者の法制度:送出国と受入国の共通基盤の構築に向けて」
    山田美和 編 アジア経済研究所 3,600円

「法廷で裁かれる日本の戦争責任:日本とアジア・和解と恒久平和のために」
    瑞慶山茂 責任編集 高文研 6,000円

「ラスト・バタリオン:蒋介石と日本軍人たち」
    野嶋剛 著 講談社 2,500円
  *蒋介石の「以徳報怨」演説に感激し、「反共」の大義を奉じた旧帝国軍人たち。「大陸反攻」の実現のため彼らを頼った総統。双方の内面はいかなるものだったのか…。公開が始まった『蒋介石日記』をはじめ、台湾・アメリカ・日本に散在する膨大な資料を渉猟。関係者への緻密な取材から政治家・蒋介石の人間像と日本人軍事顧問団「白団」の活動の実態が浮かび上がる。