2008年12月24日水曜日

速報[12月24日①]~これから入荷・発売する本

312692 『中国的世界遺産(典蔵版)』
    楊国華編 中央文献出版社 2008年8月刊 46,200円
 新しい考古発見に基づく中国の断代史を紹介する巻頭の「中国,她的古老文明和歴史」部分と「世界文化遺産」「世界自然遺産」「世界文化和自然双遺産」「非物質文化遺産」などの部分から構成される本書は、566幅のカラー写真を用い、「世界遺産名録」に登録された中国の25の世界文化遺産、6つの世界自然遺産、4つの文化遺産兼自然遺産及びユネスコに認定された4つの非物質文化遺産(無形文化財)を詳細に紹介する。その内容は、...(続き)

312693 『全国地方志仏道教文献匯編(全100冊)』
    国家図書館出版社 2008年12月刊 1,050,000円
 地方志の仏教や道教関係の資料は、学術的価値も史料的価値も高いが、夥しい数の地方志に散在しているため、研究者を悩ませていた。約3,000種の地方志から仏教や道教に関する文献を集め、編纂された本書は、《全国地方志仏道教文献匯編(人物志)》と《全国地方志仏道教文献匯編(仏寺道観志)》の二部分に分けて、研究者にこの上ない利便を提供する。

312662 『困学紀聞(全校本)』
    【宋】王応麟著 【清】翁元圻等箋注 欒保群、田松青、呂宗力校点 上海古籍出版社 12,600円
 南宋の著名な学者王応麟が著述した《困学紀聞》は、内容が経史子集の広範囲にわたり、考拠学の成果も極めて優れ、《容斎筆記》《夢渓筆談》と並ぶ「宋代考拠筆記三大家」の一つと位置づけられている。そのため、清代の学者翁元圻・閻若璩・何焯・全祖望・程瑶田・銭大昕・方粋然・万希槐・屠継序・瞿中溶・顧蒓・趙敬襄・張嘉禄などが、次々と《困学紀聞》に考証・校正・釈注を加え、数多くの関係著作が刊行されたが、その中、翁元圻の《困学紀聞注》は、最も有名である。本書は、...(続き)

312668 『上海図書館蔵盛宣懐档案萃編』
    上海図書館編 上海古籍出版社 2008年11月刊 46,200円
 盛宣懐(1844-1916)は、清末の郵電部大臣などの要職を歴任した高級官僚であり、洋務運動を積極的に推進した「中国近代企業の開拓者」「中国早期工業の父」でもあった。上海図書館に収蔵されている約1・7万点の盛宣懐関係の档案は、年代は1850年から1930年にかけ、形式は日記・文稿・帳簿・電報及び中国近代史上の要人や著名人と交わされた書信など様々であり、内容は近代中国の政治・経済・社会・軍事・外交・金融・貿易・教育の各方面及び洋務運動・義和団運動・甲午戦争・辛亥革命など...(続き)

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