2008年12月19日金曜日
『台湾意識と台湾文化』~台湾思想史の核心と新たな精神文化への展望
『台湾意識と台湾文化 台湾におけるアイデンティティーの歴史的変遷』
黄俊傑 著 臼井進 訳 東方書店 2008年12月18日 2,940円
ポスト戒厳時代の台湾において、最も注目される概念である「台湾意識」。明清から日本統治期、戦後に及ぶ数百年の歴史を辿り、その多層性と複雑性に分け入るとともに、二一世紀の新たなアイデンティティーを探る。
《 主 要 目 次 》
日本語版序文
第一章 「台湾意識」の発展およびその特質――歴史の回顧と未来への展望
第二章 「台湾意識」における「文化アイデンティティー」と「政治アイデンティティー」との関係
第三章 日本統治時代における台湾知識人の大陸経験
――「祖国意識」の形成、内包およびその変化について
第四章 日本統治時代における台湾知識人の中国の前途に対する見解
――一九二〇年代「中国改造論」論争を中心に
第五章 戦後台湾における文化変遷の主要方向
――個体性の覚醒とその問題
索引
台湾略年表
引用書目
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