『信陽事件』(開放叢書)
喬培華著 開放出版社(香港) 2009年4月刊 2,772円
1959年10月~1960年4月にかけて、河南省南部の信陽地区にて死者100万人を超える大飢饉が引き起こされた。大躍進政策によって発生したこの惨劇=「信陽事件」は党中央に報告されることもなく、事態は悪化をたどり、実情の一部が明らかにされたのは文化大革命後のことであった。
「人民公社」発祥の地であるがゆえに引き起こされたこの「人災」の真相を原資料や関係者の証言、内部資料により明らかにする。
楊継縄氏の大作『墓碑』(香港天地図書 2008年)に続く、「大躍進」政策下での「惨劇」の記録。
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