楊蔭深著 上海辞書出版社 2011年11月刊 41,160円
本書は、《点石斎画報》の絵画を挿絵とし、科学考証に基づき、日常生活に関わる500余種の事物の由来・形態・変遷・典故などを紹介する。下記の9冊から構成される。...(続き)
355790 『《左伝》研究文献輯刊(全22冊)』
宋志英選編 国家図書館出版社 2012年2月刊 予価199,500円
本書は、顧炎武の《左伝杜注補正》・高士奇の《左伝紀事本末》・馬嘯の《左伝事緯》・范照黎の《春秋左伝釈人》など大家の力作を含む、歴代の《左伝》に訂正・補足・校勘・勘誤を加えた著述を収録する。《先秦典籍研究文献輯刊》シリーズの1点。
355853 『羅貫中全集(全3冊)』
[明]羅貫中著 三晋出版社 2011年11月刊 23,856円
本書は、中国章回小説の巨匠羅貫中(1330-1400)の《三国志通俗演義》《水滸伝》(施耐庵と共作)《残唐五代史演義》《三遂平妖伝》《宋太祖龍虎風雲会》などの著述を収録する初の羅貫中全集である。
355865 『故宮琺瑯図典』
陳麗華、張栄等撰稿/胡錘等撮影 紫禁城出版社 2011年9月刊 15,120円
本書は、305幅のカラー写真を配し、5つの部分に分け、故宮に収蔵されている300件の琺瑯製品を紹介する。第1部分は琺瑯びきの技術がアラビアから中国に伝来した歴史及び琺瑯製品の種類(掐絲琺瑯・画琺瑯・鏨胎琺瑯・透明琺瑯など)を、第2部分は10点の元代掐絲琺瑯を例に挙げ、元代における琺瑯工芸の特徴を、第3部分は明代宣徳・景泰・万暦時期の琺瑯製品62点の特徴、第4部分は康熙・雍正・乾隆・嘉慶―清末など4つの時期に分類する226点の清代琺瑯製品をそれぞれ紹介し、第5部分は図版索引と出版後記から成る。
355866 『巫玉之光(上下)』
楊伯達編著 紫禁城出版社 2011年9月刊 12,348円
本書は、《玉文化専題論》と《玉文化板塊論》の2冊に分け、著名な文物学家楊伯達の古代玉器に関する研究論文32篇を収録する。その内容は、玉文化・玉学の角度からの出土玉器に対する再認識、玉器の命名、玉文化地域の画定、先史原始宗教である巫教と先史玉神器である巫玉との関係、巫玉の内包や釈読などにわたる。
355868 『関山遼墓』
文物出版社 2011年11月刊 11,340円
2008年、遼寧省考古研究所が遼寧省阜新市阜新県関山地区の遼代墓葬に対し、行った考古発掘調査は、多くの成果を収め、考古学界の関心を集めた。蕭徳温墓・蕭徳恭夫婦墓・蕭諧領秦太妃合葬墓など7つの墓葬から墓誌銘・鎮墓獣及び様々な罐・碗・鉢や金銀銅鉄器が出土されたほか、八角形の煉瓦墓室及び墓道・天井・墓門・甬道・耳室・主室から成る遼代墓葬の基本形状も判明し、遼代の政治・経済・文化・習俗などの研究に貴重な実物資料を提供する。本書は、この考古発掘調査の報告集である。
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