2011年12月14日水曜日

『中国21 Vol.35 中国法の諸相』~10年ぶりの「中国法」特集

 
『中国21 Vol.35 中国法の諸相』
  愛知大学現代中国学会 編 東方書店 2011年11月 2,100円

目次:
【インタビュー】
 中国法研究の歩みを振り返る [浅井敦/インタビュアー・吉川剛]
【論説】
 清末における法律の近代型転換に関する論考 [張晋藩]
 中国の法治はいずこに向かうのか [季衛東]
 中国のリーガルプロフェッション三十年 [劉思達]
 中国の憲法権利理論について――方法論の視角から [翟国強]
 中国における環境公害訴訟の現状 [櫻井次郎]
 中国の独占禁止法 [森啓太]
 現代中国民事訴訟の展開と課題 [小嶋明美]
 中国における知情権保障と情報公開制度の発展過程 [趙正群]
 企業統治の新たな展開 [張紅]
 中国刑法における犯罪概念と犯罪構成要件理論 [小口彦太]
【研究ノート】
 一九七九年中国国籍法制ノート [浅井敦]
【寄稿】
 主体の隠蔽されたスペクタクル──〈ポスト上海万博〉時代の文化政治 [雷啓立]
【書評】
 「台湾」という思考のレッスン
  ──前野みち子、星野幸代、垂水千恵、黄英哲 編『台湾文化表象の現在──響きあう日本と台湾』 [三須祐介]
 西澤治彦著『中国食事文化の研究──食をめぐる家族と社会の歴史人類学』 [印南敏秀]
【書訊】
 銭単士釐 撰、鈴木智夫 訳註『癸卯旅行記訳註──銭稲孫の母の見た世界』 [森正夫]
 大橋史恵 著『現代中国の移住家事労働者──農村‒都市関係と再生産労働のジェンダー・ポリティクス』 [磯部美里]
【天南地北】
 断章「中国ウォッチャー兼実務法曹」の回顧と展望 [萩野敦司]

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