2010年12月1日水曜日

[催事情報] 公開セミナー 「中国における教育史研究の現在」(12/17)

 
【催事情報】
小社に寄せられた、中国関係のイベント・シンポジウムなどの情報をご紹介いたします。最新の情報はコチラでご確認ください。

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■公開セミナー 「中国における教育史研究の現在」

世界的に高等教育・学術の市場化が進み、学問研究に大きな変化が生じています。とりわけ、人文学など文系基礎学の分野は大きな様変わりが生じ、教育学は政策や実践に傾斜したテーマや分野が勃興しています。しかし、同じく高等教育と学術研究の市場化が急速に進んでいる中国では教育史研究が教育科学の一環として活性化し、日本とは異なった様相を呈しています。このような中国での教育史研究の動向、上記の状況をささえる要因について、来日中の学界の指導的専門家をお招きして、講演と懇談の機会をもちたいと思います。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
なお、今回会場となる文部科学省旧庁舎(保存レンガ棟)3階には、日本の文部科学行政の歩みと今がわかる「情報ひろば・展示室」がございます。セミナー参加前にあわせてご覧いただければ幸いです。(開館時間 平日10:00-18:00 *入館は17:30まで、無料)

▼日時:12月17日(金) 15:00-18:00(開場は14:30)
▼会場:文部科学省旧庁舎第3会議室(4階419) *保存レンガ棟正面玄関からお入りください。
  銀座線「虎ノ門」駅11番出口1分、千代田線・丸ノ内線・日比谷線「霞ヶ関」駅A13番出口5分
▼参加費:無料 *要申し込み(下記参照)
▼申し込み・問合せ:一見(鐙屋)真理子
  E-mai:mariko@nier.go.jp  TEL&FAX:03-6733-6984
  *12月15日(水)までにお申し込みください。入構証を発行いたします。
▼主催:国立教育政策研究所国際研究・協力部
  後援:教育史学会
▼内容:
  「中国における教育史研究の現在―動向と課題―」
    田 正平 教授  *逐次通訳あり

[田 正平 教授 プロフィール]
 中国浙江大学中外教育現代化研究所所長、中国教育学会教育史分会(中国の教育史学会)理事長。中国の教育近代化、教育交流、留学生史などをテーマに多数の業績を発表し、日本との交流も深く、国立教育研究所国際研究・協力部訪問学者、広島大学大学院教育学研究科客員研究員などを歴任。主著には『留学生与中国教育近代化』(1996)、『黄炎培教育思想研究』(1997)などがある。

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