2010年12月22日水曜日

速報[12月22日①]~これから入荷・発売する本

 
339752 『乾隆大蔵経(縮印本、全99冊)』
    中国書店 2010年4月刊 173,250円
 清雍正11年(1733年)、清世宗雍正の諭旨を受けた王公・大臣・僧侶・喇嘛130余人が北京賢良寺に蔵経館を設け、蒐集した元・明・清の高僧大徳の経・律・論に整理・校勘・訂正を加え、編纂を始めた《大蔵経》は、乾隆3年(1738年)に完成したため、《乾隆大蔵経》と命名された。政府主宰で刊行された最後の《大蔵経》であり、現存の唯一の《大蔵経》でもあるため、その史料価値も収蔵価値も極めて高い。本書は、《乾隆大蔵経》の完全影印本。

339878 『昆曲精編劇目典蔵(第11巻)』
339879 『昆曲精編劇目典蔵(第12巻)』
339880 『昆曲精編劇目典蔵(第13巻)』
339881 『昆曲精編劇目典蔵(第14巻)』
339882 『昆曲精編劇目典蔵(第15巻)』
    上海戯劇学院附属戯曲学校編 上海世界書局 2010年6月刊 各7,560円
 《昆曲精編劇目典蔵》は、22巻から構成され、各巻は、作者略歴・ストーリー・芸術特徴・脚色穿戴砌末などについての紹介、台本本文と注釈、曲譜という「前劇後曲」の形式でそれぞれ15の演目を収録する集大成的な昆曲演目資料集である。

340031 『民族学研究集刊(上・下)』
    中山文化教育館研究部民族問題研究室編 国家図書館出版社 2010年11月刊 52,500円
 1933年に南京で創立された中山文化教育館は、当時の中国政府主宰の文化研究機関である。1936年、中山文化教育館により創刊された《民族学研究集刊》は、終刊となった1948年まで6期が発行され、中国民族学会の会員など専門家や学者の論文を多数掲載した中国早期の民族学・人類学の最も重要な刊行物である。本書は、《民族学研究集刊》の完全影印本。

339887 『故宮蔵品碑帖十種(全10冊)』
    施安昌主編 紫禁城出版社 2010年5月刊 70,560円
 本書は、故宮博物院に収蔵されている大量の碑帖作品から精選された宋拓《麓山寺碑》《澄清堂帖》《甲秀堂法帖》《夫子廟堂記》《雲麾将軍李思訓碑》《瘞鶴銘》《豊楽亭記》《李玄静碑》及び元拓《衛景武公李靖碑》《詛楚文》を影印収録する。

340066 『繡襦記(1函4冊)』
    【明】薛近兗撰 国家図書館出版社 2010年12月刊 8,348頁 73,080円
 《繡襦記》は、唐代伝奇《李娃伝》・宋元南戯《李亜仙》・元雑劇《鄭元和》《曲江池》・明雑劇《曲江池》などに基づき創作された明代成化、弘治年間の伝奇劇本である。中国伝統戯曲に良く見られる書生と娼妓との愛情物語であるが、描写の繊細さ及びストーリー構成の完璧さが衆に抜きん出るため、中国古代戯曲史上において重要な地位を占めている。本書は、国家図書館所蔵明刻朱墨套印本《繡襦記》の完全影印本。《中華再造善本・明代編》シリーズの1点。

340078 『甲骨拼合集』
    黄天樹編 学苑出版社 2010年8月刊 8,190円
 甲骨文残片修復の第一人者により編纂された本書は、数多くのカラー写真を配し、復原された326組の甲骨文残片を紹介する。「綴合図版」部分は、これらの甲骨の拓本と模写本を掲載し、「説明与考釈」部分は、甲骨文の文字とその考釈文を説明し、「附録」部分は、殷墟亀腹甲形態研究(黄天樹)・関于卜骨的左右問題(黄天樹)・甲骨形態学(黄天樹)・《甲骨文合集》同文表(李愛輝)・《甲骨拼合集》索引表(莫伯峰・王子揚)・2004-2010甲骨新綴号碼表(莫伯峰・王子揚)及び「本書引用甲骨着録簡称表」から構成される。

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