340162 『顧頡剛全集(全62冊)』
顧頡剛著 中華書局 2010年12月刊
顧頡剛(1893-1980)は、北京大学など多くの大学で教鞭を取り、1940年代に中央研究院の院士に選ばれ、1960・70年代に『資治通鑑』『清史稿』などの標点・校正という中国の文化プロジェクトを主宰した20世紀における中国の最も傑出した学者の一人である。本書は、8集・59巻・62冊に分け、顧頡剛の著述を網羅的に収録する。
*下記の通り分売もいたします。
*本全集は革装、下記分売商品は精装(紙製)となります。内容は同一です。
341091 『顧頡剛読書筆記(全17冊)』
中華書局 2010年12月刊 46,725円
顧頡剛が、生涯にわたって記した約200冊の読書筆記は、取扱う内容が古代中国の政治・社会・経済・宗教・思想などの広範囲にわたり、様々な貴重な史料や氏の新しい学術見解を示す資料が含まれているため、顧頡剛学術著述の重要な構成部分と見なされている。本書は、...(続き)
341092 『顧頡剛古史論文集(全13冊)』
中華書局 2010年12月刊 精 価格44,625円
本書は、顧頡剛学術思想の核心的な部分を示す論文を収録する。第1冊から第4冊までは、顧頡剛が唱えた「層累地造成的中国古史」という学説についての論述や古代史伝説及び夏・商・周・春秋史に対する考証であり、第5・6冊は中国古代の民族や疆域についての論述で、第7冊から第12冊までは...(続き)
341093 『顧頡剛書信集(全5冊)』
中華書局 2010年12月刊 17,325円
本書の第1-3冊は、顧頡剛が282人の先生・友人・生徒などと交わした1,169通の書簡を、第4・5冊は、顧頡剛の752通の「家書」(家族宛の手紙)を収録する。顧頡剛のみならず多くの学者の経歴や学術見解及び当時の社会の実像などが窺える貴重な資料として研究者に重視されている。
341094 『清代著述考(全5冊)』
顧頡剛著 中華書局 2010年12月刊 12,600円
《清代著述考》は、顧頡剛が1920年代に中山大学在任中、清代の学者500余人の著述及びその版本を輯録し、考証や序跋を加えた顧頡剛の早年の代表作である。本書は、中山大学図書館報に掲載されていた《清代著述考》を影印収録するほか、中山大学により刊行されたその単行本も収録する。
341095 『宝樹園文存(全6冊)』
顧頡剛著 中華書局 2010年12月刊 16,800円
蘇州にある顧氏一族の旧居宝樹園に因んだ名前の本書は、《古史論文集》《民俗論文集》《読書筆記》などに収録された文章を除いた顧頡剛のあらゆる文章を「学術編」「教育編」「辺疆与民族編」「文化編」「政治及其它編」「伝記資料編」に分けて収載する。とりわけ「伝記資料編」は、顧頡剛が、1949年以降の多くの政治運動によって書かされた...(続き)
341096 『顧頡剛日記(全12冊)』
中華書局 2010年12月刊 51,450円
本書に収録された顧頡剛の日記は、1913年10月より記し始め、1921年から1980年12月17日(逝去の八日前)までの分は、ほぼ間断なく収録されている。顧頡剛が自ら「生命史中最宝貴之材料」と位置づけたものであり、中国近現代学術史・社会史の重要な史料でもある。第12冊は、日記に関係する人名の索引。
341097 『顧頡剛文庫古籍書目(全2冊)』
中華書局 2010年12月刊 9,450円
中国社会科学院の「顧頡剛文庫」には、顧頡剛逝去後、遺族が彼の遺志に従い、贈呈した顧頡剛の蔵書であった約6,000部・36,000余冊の線装本及び約2,600種・10,000余冊の平装本が収蔵されている。その殆どは古籍であるが、一部の近代詩文集や新学著述も含まれている。本書は、これらの典籍を、経・史・子・集・叢書・新学の6種類に分け、「書目」の形式で著録する。...(続き)
341098 『顧頡剛民俗論文集(全2冊)』
中華書局 2010年12月刊 7,560円
顧頡剛は、五四新文化運動の影響を受け、学術研究上において、民間の歌謡・戯曲・故事・風習・宗教などを伝統的な経学・史学と平等に扱っていた。顧頡剛が唱えた「層累地造成的中国古史」という学説は、戯曲・歌謡・故事及び様々な民俗学関係の史料に...(続き)
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