2011年1月28日金曜日

[催事情報] 第7回 TOKYO 漢籍 SEMINAR「俗書の啓蒙力」(3/12)

 
【催事情報】
小社に寄せられた、中国関係のイベント・シンポジウムなどの情報をご紹介いたします。最新の情報はコチラでご確認ください。

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■第7回 TOKYO 漢籍 SEMINAR「俗書の啓蒙力」

書物の読まれ方は様々である。大儒の哲学者や文学作品の傑作が、当初から多くの読者を獲得したわけではない。その逆に、通俗的な雑駁な内容でも、当時の知識人や庶民に親しまれた一群の書物がある。とりわけ、指南書、教訓書、啓蒙書は、読者に実用的で役立つ情報、生き抜く知恵を提供し、ハッピーライフに欠かせないアイテムだった。
時を超えて輝く大著、名作に比べてずっとマイナーな存在であるが、社会啓蒙という立場から見れば、むしろ特徴的な中国的思考をそこに窺うことができる。
本年度のセミナーは、漢籍のなかの俗書にスポットを当て、その内容的特色を紹介しながら、世俗における「知」の諸相を探る。

▼日時:3月12日(土) 10:30-16:00
▼会場:学術総合センター 一橋記念講堂(千代田区一ツ橋2-1-2)
  >>> アクセス
▼プログラム:
  10:30-10:45 開会挨拶  岩井茂樹(センター長、人文科学研究所教授)
  10:45-12:00 講演「書儀-中世の文章作成マニュアル」  永田知之(センター助教)
  13:10-14:25 講演「善書-華僑・華人の人生訓」  山崎岳(センター助教)
  14:40-15:55 講演「日用類書-庶民生活の科学知識」  武田時昌(センター教授)
  15:55-16:00 閉会挨拶
           司会:古勝 隆一(人文科学研究所准教授)
▼参加定員:500名(申込順) *定員を超えた場合はお知らせします。
▼申込・問合せ先:
  参加を希望される方は、「漢籍セミナー申込み」と明記し、氏名・所属・連絡先(住所・電話番号・E-mailアドレス)等をご記入の上、下記宛先へはがき(E-mail又はFAX可)にてお申し込み下さい。折返し参加可否のご連絡をはがきにて差し上げます。
  *参加申込書のサンプルはこちら(E-mailの場合ご記入の上、添付してお送り下さい)
  京都大学人文科学研究所 附属東アジア人文情報学研究センター
  〒606-6265 京都市左京区北白川東小倉町47
  TEL:075-753-6997/FAX:075-753-6999
  E-mail:kanseki-tokyozinbun.kyoto-u.ac.jp
▼URL:http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/symposium/seminar/2011-kanseki-tokyo.htm

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