2011年1月31日月曜日

速報[1月31日①]~これから入荷・発売する本

 
341286 『崗底斯雍仲苯教文献叢書(全25冊)(蔵文)』
    才譲太編 民族出版社 2011年1月刊 46,200円
 ……(略)……本書は、「文化」(《雍仲本教史》《文学修辞宝典》《蔵医学四部詳解放》など)、「顕宗」(《因明学広論》《菩提道次第論》《九乗宗派》《中観広釈》《十地五道解晰》など)、「密宗」(《密法総匯精髄》《密宗六続》など)、「大円満」(《大円満》《大円満》《大円満》など)の4つの部分に分け、雍仲本教に関する歴史文献を網羅的に収録し、蔵伝仏教及びチベットの歴史・思想・文化の研究に貴重な一次資料を提供する。

341296 『国際儒蔵・韓国編・四書部(全16冊)』
    華夏出版社、人民大学出版社 2011年1月刊 315,000円
 ……(略)……中国の約200名の専門家や学者が10年をかけて編纂した《国際儒蔵》は、《韓国編》《日本編》《越南編》《欧美編》に分け、上述の周辺諸国や欧米各国に収蔵されている儒学文献や著述に整理・標点・校勘及び著者の平生・著作内容・版本源流・後世評価などについての説明を加え、網羅的に収録し、儒学研究にこの上ない利便を提供する。《韓国編・四書部》は、《中庸巻》(3冊)・《大学巻》(3冊)・《孟子巻》(4冊)・《論語巻》(6冊)に分け、韓国の約500種の四書関係の著述を収録する。

341299 『何其芳批本紅楼夢三種(全16冊)』
    線装書局 2011年2月刊 予価210,000円
 何其芳(1912-1977)は、著名な詩人・散文家・文芸理論家であり、「共名説」を打ち出し、紅学研究の新生面を開いた蔡元培・胡適・兪平伯と並ぶ「新紅学家」でもあった。本書は、何其芳が多くの批注を加えた《民初抄本原本紅楼夢》(民初上海有正書局石印本、8巻・80回、2函・12冊)・《脂硯斎重評石頭記》(1955年文学古籍刊行社影印本、80回、1函8冊)・《増評補図石頭記》(清末悼紅軒刻本、120回、2函・16冊)など3種類の《紅楼夢》を影印収録し、...(続き)

341300 『乾隆大蔵経(縮刷版、全168冊)』
    線装書局出版社 2011年2月刊 予価259,875円
 ……(略)……《乾隆大蔵経》は、79,036の木彫経版により印刷された1,669部・7,240巻の経・律・論・雑著など経典を、《千字文》の順に沿い、一文字一函(10巻)の割り振りで「天」から「機」までの724函に収録しており、世界仏教史上にも重要な位置を占めている至宝であり、その印刷部数は、刊行当初刷った103部と1936年に再度印刷した22部のみしかなかった。本版は、清代乾隆原刊本の完全縮刷影印本。

341301 『殷墟甲骨文摹釈全編(全10冊)』
    陳年福編撰 線装書局出版社 2011年2月刊 予価173,250円
 1988年に刊行された《殷墟甲骨刻辞摹釈総集》は、殷墟甲骨文研究の重要な資料集であるが、5種類の著録資料しか収録されていないことがその弱点であると見られている。本書は、今までに公表された19種の殷墟甲骨文著録資料に収録された7万余の甲骨文字を改めて模写し、様々な研究成果に基づいた26万余条の釈文を掲載した集大成的な原文・釈文対照の殷墟甲骨文資料集であるとして高く評価されている。

341302 『中国地方志歴史文献専輯・金石志』
    学苑出版社 2011年3月刊 予価819,000円
 ……(略)……《中国地方志歴史文献専輯・金石志》は、約3,000種の古代地方志の題・序・記・文・賦・詩などの部分から集めた金石関係の資料を網羅的に収録する。これらの資料の形式は、竹簡・甲骨・玉器・磚瓦・封泥・兵符・冥器・碑刻・墓誌銘など様々であり、内容は、政治・経済・社会・軍事・文化・民俗などの広範囲にわたり、史料価値が極めて高い。

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