2011年3月28日月曜日

月刊『東方』 2011年4月号

  
『東方』
  東方書店 毎月25日頃発売 1,000円(1年間予約購読 税・送料込)
  ☆Fujisan.co.jpにて、便利なデジタル版も販売中!

『東方』は東方書店が発行する、中国出版文化の月刊総合情報誌です。中国に関するさまざまな分野の研究論文・エッセイ・学会報告、内外書籍の書評、中国・香港・台湾発行の新刊・近刊案内、日本および欧米発行の中国関係書案内、パソコン・電子出版物案内などの最新情報を満載しています。出版物に反映される“中国”の動きをいち早くお伝えします。年間購読の他、東方書店店頭にて1部110円で分売もしております。最新2011年4月号(第362号)の内容は・・・

【 目 次 】

研究レポート
■河川の船曳歌――日本・中国・韓国(上)  真鍋昌弘(関西外国語大学)

トピック
■「老照片」の世界(2)  本田善彦(ジャーナリスト)
 ⇒ 本文中で紹介した本を含む、『老照片』バックナンバー
■拙著『中国天文学史研究』に対する成家徹郎の書評について  小沢賢二(安徽師範大学)

連載
■豊子愷『教師日記』を読む――ある中国人漫画家の仏教ヒューマニズム(4)
 戦時下での「万物一体」論――立達学園と匡互生  大野公賀(東京大学東洋文化研究所)
■重慶「二流堂」始末──抗戦下の文芸サロン(36) 15 中国芸術劇社の成立(上)  阿部幸夫

■辞書の記述をめぐって──続やっぱり辞書が好き(48) “跪”はイコール正座?  荒川清秀(愛知大学)

■中国の性愛文献(167) 『男女強壮法』上下二編  土屋英明(文筆家)


書評
■東アジア全体を踏まえた訓読研究  藤本幸夫(麗澤大学)
 『漢文と東アジア』 金文京著 新書判 256頁 岩波書店 840円
■儒教・儒学史の視点から見る漢六朝の政治と社会  石井仁(駒澤大学)
 『儒教と中国』 渡邉義浩著 四六判 264頁 講談社 1,680円
■“南洋性”と“中国性”とが混淆する架空の町の物語  藤井省三(東京大学)
 『吉陵鎮ものがたり』(台湾熱帯文学1) 李永平著/池上貞子・及川茜訳 四六判 308頁 人文書院 2,940円

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