2011年3月17日木曜日

3月11-16日の新着和書~『東アジアの民族的世界』『逃げる男・追う女 東アジアの説話半月弧』他

 
*現在諸事情により、「東京店 新刊情報」を含むメールマガジンの配信を一時停止しております。東京店の新着書情報は、本ブログでお伝えします。
 
「東アジアの民族的世界 境界地域における多文化的状況と相互認識」
    佐々木史郎、加藤雄三 編 有志舎 5,460円
  *膨大な考古学・歴史学的知見がありながら、明確に比較されてこなかった日本、朝鮮、中国の都城。その共通特性とは?違いとは?「羅城」「葬地」「禁苑」「壇廟」という四つの要素ごとに、日・中・韓の第一線の研究者が都城の姿や性格、誕生と変容について、最新の調査成果をもとに縦横に議論し、比較の視点と方法論を模索する。

「近代碑学の書論史的研究」
    菅野智明著 研文出版 15,750円

「回思九十年 平凡社ライブラリー」
    白川静著 平凡社 1,050円

「字書を作る 平凡社ライブラリー」
    白川静著 平凡社 945円

「中国民話の旅」
    中国民間故事調査会編 三弥井書店 2,625円
  *生活習慣や社会環境を反映する広く長い歴史絵巻のごとく語られたトン族の豊かな民話とともに桃源郷の地を旅する。中国奥地の少数民族が語る神話・伝説・寓話・童話・笑い話。

「新装版 実践漢薬学」
    三浦於菟著 東洋学術出版社 5,880円

「清末功利思想と日本」
    小林武著 佐藤豊著 研文出版 7,875円

「それでも中国で儲けなければならない日本人へ」
    高澤真治著 成甲書房 1,785円

「中国・台湾における日本像 映画・教科書・翻訳が伝える日本」
    弓削俊洋編著 東方書店 2,310円

「逃げる男・追う女 東アジアの説話半月弧」
    谷口義介著 現代思潮新社 2,940円
  *熊野街道を脛もあらわに女が走り、白夫人は中国近世の三都に出没する。“逃げる男・追う女”型説話には、原型となるマザーがあるのか。白川静門下の異才による稀有な文学的歴史叙述。

「中国子会社の投資・会計・税務」
    あずさ監査法人中国事業室、KPMG 編 中央経済社 10,500円

「中国WTO加盟の政治経済学 米中時代の幕開け」
    中逵啓示著 早稲田大学出版部 5,670円

「日本語から考える!中国語の表現」
    永倉百合子著 山田敏弘著 白水社 1,995円

「東アジア都城の比較研究」
    橋本義則編著 京都大学学術出版会 8,820円

「パンダ外交 メディアファクトリー新書」
    家永真幸著 メディアファクトリー 777円
  *パンダは中国の限られた地帯にのみ生息する希少動物である。中国はこの動物を、「友好の使者」として外国に贈ってきた。その数は、過去70年間で16の国と地域に、約70頭。そして、その背景には必ず中国の外交政策があった。「パンダ外交」の歴史を軸に、中国の外交戦略を俯瞰し、その本音を読み解く。パンダ外交のきっかけが日中戦争にあったなど、驚きの事実が満載。

「李商隠詩文論」
    加固理一郎著 研文出版 8,400円

「ロラン・バルト中国旅行ノートちくま学芸文庫」
    ロラン・バルト著、桑田光平訳 筑摩書房 1,260円

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