2011年3月3日木曜日
『李可楽抗拆記』~毎日新聞(3/3)に著者インタビューが掲載
『李可楽抗拆記』 【在庫有】
李承鵬 著 甘粛人民美術出版社 2011年01月 2,058円
中国初の「立ち退き問題」をテーマにした現代小説。マイホームが買えないために、恋人との別れも秒読み段階の主人公・李可楽は、ある日偶然、丁香(ライラック)街の立ち退き計画を耳にする。「釘子戸」(立ち退き拒否世帯)になって「漁夫の利」を得ようと考えた李可楽は、仲間たちと資金を出し合い、立ち退きをひかえた丁香街の「油条(中国風揚げパン)屋」を買い取るのだった。しかしそこに、暴力的な業者との衝突や丁香街の人々の運命が複雑にからみあい……。現実を知るうちに強い正義感を抱きはじめた李可楽は、丁香街の人々と“釘子精神”を持って、業者と対決していくのだった。涙と笑いの社会派文学の登場だ。(『北京便り』2011年2月号より)
【関連ニュース】
「中国:住宅バブル、対応急ぐ 立ち退きテーマに小説、作家・李承鵬氏に聞く」
(毎日新聞 2011年3月3日朝刊)
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