2008年8月15日金曜日

速報[8月15日 Part3]~これから発売・入荷する本

309158 『民国時期中国六省農村調査資料』(全4冊)
  全国図書館文献縮微複製中心 2008年8月 84,000円
 1920・30年代、当時の大学・政府機関・研究所・社会団体などにより、さまざまな農村調査が行われた。調査の項目は、各地の農村の耕地面積、土壌成分、土地配分、平均土地保有量、土地所有権、耕地状況、人口の分布・年齢や性別構成・生育状況・居住状況、農作物の種類・生産高・平均生産額・配分比例及び農村の金融、水利、教育、科技、行政管理、租佃制度、地価、地税、土地利用、墾殖などの広範囲にわたったため、まとめられた調査報告は、資料的価値が極めて高い...(続き)

309157 『近代中国外諜与内奸史料匯編』(全2冊)
  全国図書館文献縮微複製中心 2008年8月 47,250円
 抗日戦争勃発の前、日本は、すでに中国の軍事・経済・政治などの情報の収集に大きな力を入れ、板垣征四郎・土肥原賢二・松井石根・松岡寧次など日本軍の上級将校は、諜報戦の第一線で活躍し、着々と戦争の準備を進めたほか、英・米・徳などのスパイも中国の各地で暗躍し、中国の国家安全に大きな脅威にもたらした。一方、中国人「内奸」(祖国や民族の裏切り者)が少なからず現れ、外国侵略者に協力したのも否めない史実である。主に日本国史館や国会図書館所蔵の文献資料や写真をもとに編纂された本書は...(続き)

309156 『十九路軍抗日血戦図文史料』(全2冊)
  全国図書館文献縮微複製中心 2008年9月 47,250円
 1932年1月28日に勃発した「1・28淞滬会戦」(第一次上海事変)は、「満州事変」後、中日両国の軍隊の間に行った初の大規模な衝突である。当時、上海を守備する中国軍十九路軍は、優勢な日本軍に対し、必死に抵抗し、大きな戦果を収めたが、中国政府が屈辱的な「淞滬停戦協定」に調印したことにより、上海撤退を余儀なくされた。1932年に十九路軍の二人の参謀により編纂された《十九路軍抗日血戦史》は、十九路軍が1・28淞滬会戦で繰り返した血戦を忠実に記録した戦史である。本書は、《十九路軍抗日血戦史》を影印収録するほか、新たに約110幅の関係する写真を加えた抗日戦争の貴重な資料集である。

309159 『民国与偽満洲時期東北経済史料叢書』(全13冊)
  全国図書館文献縮微複製中心 2008年9月 173,250円
 肥沃な土地と豊富な物産を有する東北地区は、中国のもっとも重要な経済地域の一つである。民国初頭、奉系軍閥張作霖により統一された東北の社会経済が比較的に安定したため、夥しい数の農民が「関内」から東北に移住し、大量の土地を開墾したことによって、東北の農業、工商業、金融業、対外貿易業などは、大きく発展した。「九・一八事変」後、東北は日本の植民地になってしまったが、日本の侵略戦争を支えた採鉱、機械製造、電力、ガス・コークス・製鉄などの分野は、迅速に拡大した。本書は、13冊に分けて、民国と偽満洲時期における東北経済に関する大量の史料を影印収録する...(続き)

309153 『清光緒年二十二省財政説明書』(全29冊)
  全国図書館文献縮微複製中心 2008年7月 315,000円
 光緒年間の清政府は、内憂外患による財政難の緩和を図り、財政権を各地の地方政府に「下放」したが、かえって財政の混乱を招き、中央政府の収入が大幅に減少し、一層の改革を余儀なくされた。中央政府が各省に本省の布政使司、塩運使司、非経制局及び各州県の財政収支及び財政の沿革変遷などの財政状況を詳細に記録した「財政説明書」の提出を命じたのが財政改革の重要な内容である。本書は、清光緒年間における22の省の「財政説明書」を影印収録しており、近代中国財政経済史の研究に貴重な一次資料を提供する...(続き)

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