2008年8月22日金曜日

『「満洲国」とは何だったのか』~歴史認識の違いを埋める「満洲国」史の決定版!

『<日中共同研究> 「満洲国」とは何だったのか』
  植民地文化学会編 東北淪陥14年史総編室編
  小学館 2008年8月 3,570円

 日中両国の第一線研究者25人による共同研究の成果を1冊にまとめた、「教科書」になる「満洲国」史の決定版。日中の歴史認識の違いを乗りこえることを試みた民間学術交流の成果を、中国版に先駆けて刊行。
 相互に翻訳することにより、ほぼ同内容のものが日本と中国で刊行されるが、これは従来見られなかった画期的な出版事業である。 政治・軍事から、経済・社会、文化・生活まで、「満洲国」について多角的に論じるとともに、「満洲国」建国までと戦後の歴史を解説する。日本語版のために注を補うとともに、多数の写真・図版と年表を掲載した。

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