2008年8月21日木曜日

『蕭軍全集』~東北作家・蕭軍の初めての全集~

『蕭軍全集 全14冊』
  華夏出版社 2008年6月 予価46,200円

蕭軍(1907~1988)の作品全てを収録する初の著作全集。蕭軍(1907~1988)は九・一八事変後、文学創作を開始。一時婚姻関係にあった女流作家・蕭紅とともに東北作家の代表格で代表作に長編『第三代』などがある。1937年胡風らとともに「七月」を編集、その後「新民報」副編集長、「文芸月刊」編集長を歴任。1947年ハルピンで魯迅文化出版社の社長となり、「文化報」の総編集長も務めるなど、文芸出版活動でも大きな足跡を残した。反右派闘争で批判さらされ文壇から姿を消し、文化大革命時も反党分子として迫害を受けた。1980年名誉回復。
本全集では小説(第1~6巻)、戯劇(第7~8巻)、散文(第9~12巻)、詩歌(第13~14巻)の分類で、蕭軍の全著作を網羅する。

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