『宋元明市語匯釋(修訂増補本)』
王鍈著 中華書局 2008年11月刊 1,617円
旧版『宋元明市語匯釈』(貴州人民出版社 1997)の修訂・増補版。旧版は発行部数が少なく普及には程遠い状態にあったが、近世白話を読解するうえでの基本図書として国外の研究者にも知られていた。唐宋以降社会経済発展や職業の細分化に伴い、各業種の専門用語である「行話(市語)」が数多く生まれた。「行話(市語)」は民語と相互影響・補完しながらも、異業種の者にとり理解し難かった。本書は、宋元明時代の「市語」約400の意味を解釈しその源流も探究した、利便性の高い・実用的な用語集。巻末に「市語訓詁資料匯集」「詞目筆画索引」を附す。
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