2011年9月7日水曜日

9月3日・5日の新着和書~『孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本』『中国農村革命の父 杜潤生自述』他

  
「特別展 孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」
    東京国立博物館 毎日新聞社 1,800円
  *東京国立博物館で9月4日まで開催していた特別展「孫文と梅屋庄吉 100年前の中国と日本」の展覧会図録。会場では前・後期に分けて展示された古写真を含め約260点の作品と解説を掲載。A4版192ページ。

「女のからだには、薬膳が効く。」
    パンウェイ著 マガジンハウス 1,575円

「上海近代のホワイトカラー 揺れる新中間層の形成」
    岩間一弘著 研文出版 7,350円

「内陸アジア史研究 第26号」
    内陸アジア史学会 3,150円

「内モンゴル西部地域民間土地・寺院関係資料集 第一集」
    チョイラルジャブ、ボルジギン・フスレ 編著 風響社 12,600円

「中国農村革命の父 杜潤生自述 集団農業から家族経営による発展へ」
    杜潤 著/白石和良、菅沼圭輔、浜口義曠 訳 農山漁村文化協会 4,725円
  *中国で「農政改革の父」と呼ばれる杜潤生(1913~)は、急激な農業集団化に反対し、毛沢東の批判を受けて失脚、農政から遠ざけられる。文革後、農政の第一線に返り咲き、疲弊した農村や農民の自立と救済に尽力した。改革開放によって拡大した都市と農村、沿岸部と内陸部との格差、農業や農民を犠牲にした高度経済成長をはじめ、環境・食料・高齢化など中国がかかえる諸問題には、三農(農業・農村・農民)問題の解決が前提と、さまざまな提案を行っている。その回顧録である上篇と農政論をまとめた下篇からなる農政関係者必読の文献。

「トンデモ大国・中国を知らねば日本の復興はない」
    黄文雄著 まどか出版 1,575円

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