2008年7月28日月曜日

『現代思想 臨時増刊号 総特集:チベット騒乱』 ~国内外の論者が「314チベット騒乱」の背景を分析

『現代思想 2008年7月臨時増刊号 総特集:チベット騒乱 中国の衝撃』
  青土社 2008年7月刊 1,100円


<< 内 容 簡 介>>

【チベット問題とは何か】
■モダニティというユートピアとの戦争 / パンカジ・ミシュラ(訳=福田将之)
■中国はいかにして宗教を獲得したか / スラヴォイ・ジジェク(訳=松本潤一郎)
■地上の楽園(シャングリラ)は(いら)ない / スラヴォイ・ジジェク(訳=松本潤一郎)
■方法としてのチベット / 土佐弘之

【チベット騒乱】
■チベット問題と中国の近現代 克服されるべき問題点 / 平野聡
■格差社会の現状 / 清水美和

【中国の衝撃】
■「総合社会」 中国に向き合うために / 孫歌
■現代中国周辺問題の基本構造 チベットと台湾の間から / 丸川哲史
■貧者が造反する有理と無理 豆腐滓・冬蟲夏草・打擲 / 長原豊
■震災経験の〈拡張〉に向けて / 友常勉

【人権】
■人権主義・人道主義の甘い罠 チベットからダルフールまで / 粟飯原文子
■人権の彼方へ 二〇〇八年 『世界人権制限宣言』 制定会議基調報告 / 山口泉


【民族問題】
■オリエンタリズム、民族区域自治、そして尊厳ある政治
 「チベット問題」 に関する一考察 / 汪暉(訳=羽根次郎)
■「中原」 への回帰と乖離 中国社会の混淆性の問題について / 羽根次郎

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