2008年7月4日金曜日

速報~これから発売・入荷する本(7月4日 Part3)

307051 『清末通商貿易档案匯編(全3冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 52,500円
  本書は、清同治4年(1865年)から光緒末年までの渉外通商貿易档案34種を影印収録する。殆どが総税務司・三口通商大臣・庫倫辨事大臣など重要な部門や高官が、フランス・ロシア・朝鮮・日本の商人の中国における商業活動について清総理各国事務衙門と交わした公文書及び各国の公使と交わした照会などであり、その内容は、渉外通商の交渉・規定・禁律・運輸・商品及び通商区域、洋行などの開設、渉外通商をめぐるトラブル、輸出入貿易などにわたり、晩清の渉外通商貿易が当時の社会にもたらした衝撃と影響を理解する上での極めて貴重な資料である...(続き)

307046 『清代新疆地区渉外档案匯編(全6冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 117,600円
  ほぼ全国の領土面積の六分の一を占め、様々な資源や物産を有する清代の新疆は、中国と中央アジア地区に繋がる戦略的な要衝であり、歴史的な原因により、ロシアやイギリスとのトラブルが多発した地域でもあった。本書は、清代咸豊から宣統までの新疆地区渉外档案19種を影印収録しており、その殆どが当時の総理各国事務衙門・軍機処・戸部・伊犁将軍・定辺将軍・烏里雅蘇台将軍・科布多参賛大臣などの政府部門や高官が提出した会奏・密奏・文・抄折・諮や皇帝の上諭及びロシアやイギリスの照会である...(続き)

307045 『清末民初鉄路档案匯編(全3冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 58,800円
  清末民初、列強は中国経済の命脈である鉄道を掌握するため、中国政府に様々な鉄道建設や経営に関する不平等条約の調印を迫っていた。本書は、清光緒23年(1879年)から光緒30年(1904年)まで及び民国元年(1912年)から民国11年(1922年)までの鉄道関係の档案資料23種を影印収録しており、その殆どが清代の総理各国事務衙門などの重要な部門や容閎、袁世凱などの高官の折・文・函・札・電及びドイツ、ロシア・日本・イギリスなど各国と交わした照会である...(続き)

307049 『清代永定河工档案(全3冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 315,000円
  清代の康煕・雍正・乾隆の三朝にわたり、清政府は、しばしば大きな水害を起こした北京の南西部を流れる無定河に対し、大掛かりの治水工事を行い、河名も縁起の良い「永定河」に変えたが、水害の根治には至らず、その後も堤防の決壊や氾濫が多発し、20余回にわたって流れが変わり、抜本的な治水策が求められていた。本書は、咸豊と光緒年間の永定河治水に関する档案資料《永定河工旧档》と《永定河南岸修工造冊》を影印収録する...(続き)

307048 『清光緒籌辨各省荒政档案』  全国図書館文献縮微複製中心 21,000円
  清光緒3年(1877年)から光緒5年(1879年)にわたり、山西・河南及び陝西・直隷・山東の広い地域では、200年間未曾有の大旱魃や蝗災に見舞われ、農業が壊滅的な状態に陥り、疫病も蔓延し、被災人口は2億に達した。災害の救済が急務だったが、内憂外患を抱えた当時の清朝廷には、充分な財力がなく、政府主宰の救済「官賑」のほか、民間の「義賑」や外国の援助を求めざるを得なかった。本書は、この「丁戊奇荒」「丁丑奇荒」に関する内閣六部や沈葆楨・左宗棠・李鴻章・瞿鴻機など各地の総督・巡撫・南洋大臣・北洋大臣・福州将軍・駐外大使の奏稿・公奏・往来折・咨・片、光緒帝の上諭、イギリス・フランス・オランダ・日本の公使の外交照会など164件を影印収録する...(続き)

307047 『清季北京内外城営建修繕档案(全2冊)』  全国図書館文献縮微複製中心 36,750円
  本書は、清光緒年間の北京内外城の建設や修繕に関する档案資料9種を影印収録する。これらの档案の形式は、工事の施工記録、使用材料の見積書、所要費用と食糧の清冊など様々であり、その内容は、当時の「糧門」朝陽門及び崇文門や正陽門の瓮城・箭楼・閘楼の修繕、天橋から南壇門までの石路や正陽門外橋南の石路の敷設、崇文門や東三座門の排水溝の建設、先農壇太歳殿などの祭壇や宮殿のリフォーム、西直門などの城壁の補強などにわたり、いずれも清代における北京の都市建設や都市管理に関する貴重な一次史料である...(続き)

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