速報［4月6日］～これから発売する本～『偽満洲国政府公報匯編』

　
315211 『偽満洲国政府公報匯編（全160冊）』
　　　　線装書局　2009年10月刊　予価1,512,000円
　「満洲国政府公報」は、満洲国総務庁により編纂された官報であり、満洲国成立の1932年4月1日から終戦の1945年8月までの14年間にわたって、3,673期が発行された。創刊から大同3年（1934年）2月27日までの341期は、「満洲国政府公報」の名称が使われたが、康徳元年（1934年）3月1日からは、名称が「政府公報」に変更された上、新しい通し番号が付けられ、日曜日を除く毎日に発行されるようになった。康徳3年（1936年）2月28日までに発行された「政府公報」542期（及びその前身の「満洲国政府公報」）は、いずれも日本語と中国語の2種類の版があったが、543期からは日中対照版に変更され、ページも倍になった。康徳12年（1945年）7月30日の終刊号第3332期まで、2790期の日中対照版が発行された。「満洲国政府公報」（及び「政府公報」）は、東北地区や内蒙古東部を統治した満洲国政権の法律・法令・訓令・布告・政策・規章制度・外交活動・人事任免・財政税収・交通鉄道・工商・文化教育・農業・牧畜業・金融業などに関する資料を大量に掲載した上、「号外」「増刊」「資料」などの形式で様々な歴史事件などを報道した。その多くは、...（続き）