2009年4月27日月曜日

【再掲載】『小団円』~死後十余年を経て初公刊された、張愛玲の自伝的小説

*大陸版も入荷しました!在庫ございます。
 
『小団円』
  張愛玲 北京十月文芸出版社 2009年04月刊 2,058円

『小團圓/張愛玲典藏』
  張愛玲 皇冠文化出版有限公司(台湾) 2009年03月刊 2,835円

死後十年以上が経過しながら、今なお中華圏で高い人気を誇る女性作家、張愛玲(アイリーン・チャン、1920-1995)。本書は張愛玲が1970年代にほぼ書き上げながら、諸般の事情でこれまで未発表となっていた作品。汪偽政権下の対日協力者との恋愛関係など、作者自身の人生遍歴と重なるストーリーから、発売と同時に台湾・香港でベストセラー入りを果たし、中国大陸での発売も決まった。20世紀中国を代表する女性作家の人物・作品を研究する上で、無視できない価値を有する作品である。巻頭で、張愛玲作品の著作権管理者である宋以朗氏による、出版経緯の詳細な説明が施されている。

*朝日新聞(3月28日)で紹介されました。
http://book.asahi.com/clip/TKY200903280176.html?ref=rss

0 件のコメント: