2009年6月4日木曜日

“六四”天安門事件から20年~関連書籍が多数刊行!

 
『六四日記 - 廣場上的共和國』『六四日記 - 廣場上的共和國』
  封從徳著 晨鐘書屋(香港) 2009年5月刊 3,402円
天安門事件当時、柴玲とともに学生運動を指導した著者の『天安門之争』(明鏡出版社・1998)に続く新著。18年の月日をかけて整理した日記であり、1989年4月15日から6月4日までの学生運動の経過と内情、上層部における論争と組織決定の過程が如実に記されている。序文にて余英時氏は「六四学運的最可信、同時也最詳盡的一部記載」と本書を位置づけている。天安門事件の真相に迫る、注目の一書。 【近日入荷予定】  

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《関連新刊書籍・ご予約承り中!》

『我要回家 我要回家 我』『我要回家 我要回家 我』
  張炳玲編輯 我要回家運動 2009年1月刊 2,520円
天安門事件で海外に脱出、20年間帰国できず欧米で暮らす40名の人士の声を収録。

『六四二〇』
  陳潤芝他著 四筆象出版社 2009年5月刊 1,890円
天安門事件で海外亡命中の民主人士へのインタビューを収録。鮑彤・呉仁華・程真・陳達鉦・陳一諮・王軍濤・浦志強・遠志明など著名な民主運動家が序文を寄せる。

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『六四二〇』
《既刊関連書籍・DVD》

『六四前後 - 對八九民運前後的政治分析 上』
『六四前後 - 對八九民運前後的政治分析 下』
  丁望著 遠景出版事業公司 1995年 各2,268円
時事評論家・丁望氏が1989年民主化運動前後の政治について考察した本書は「天安門事件」を叙述する際にしばしば引用・参考資料とされた。胡耀邦が解任されるに至った1986年学生民主化要求運動に分析を加え、1989年民主化運動の原因とその挫折を探究する。「天安門事件」問題の核心をついた論著。 【店頭在庫有り(僅少)】

『天安門、恋人たち』『DVD 天安門、恋人たち』
  角川エンタテインメント 2009年3月 3,990円
中国国内ではタブーである「天安門事件」を学生の目線から赤裸々に描いた青春映画。2006年カンヌ国際映画祭で上映されると同時に大きな波紋を起こし、中国では上映禁止となった問題作。監督婁燁はこの作品製作を理由に国家広播電影電視総局から5年間の映画作製禁止処分を受けた。劇的に変動する現代中国史の歴史的な瞬間を、1人の女性の人生の変遷とともに描く。原題「頤和園」(英題Summer Palace)。2006年中国・フランス作品。

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