2009年6月30日火曜日

速報[6月30日②]~これから入荷・発売する本

 
319633 『《游芸塾文規》正続篇』
    【明】袁黄撰 黄強、徐姍姍校点 武漢大学出版社 2009年8月刊 予価7,203円
 明代の文人袁黄により編纂された本書は、嘉靖・万暦前後25年間の八科郷試墨巻、九科会試墨巻、36家の論文の抜粋などを収録する科挙試験攻略本であり、科挙史や文化史研究の重要な参考文献である。《歴代科挙文献整理与研究叢刊》シリーズの1点。

319634 『《清実録》科挙史料匯編』
    王煒編校 武漢大学出版社 2009年8月刊 予価14,752円
 中華書局1986年影印本《清実録》から、清代科挙制度・学政の任命や移動、新式学堂や同文館の実態などに関する史料を集め、編纂された本書は、清代の科挙や教育を研究するに欠かせない資料集である。《歴代科挙文献整理与研究叢刊》シリーズの1点。

319635 『八股文総論八種』
    張思斉編著 武漢大学出版社 2009年8月刊 予価18,375円
 本書は、元・陳繹曾の《文説》、元・倪士毅の《作文要訣》、元・王充耘の《書義矜式》、明・李贄の《説書》、明・黄宗羲の《明文海》、明・顧炎武の《日知録》、清・王夫之の《夕堂永日緒論》、清・劉煕載の《経義概》など8種の科挙文献に校正・注釈を加える資料集である。

319619 『《四書大全》校注』
    周群、王玉琴校注 武漢大学出版社 2009年8月刊 B5 精 1,400頁 予価18,375円
 明代文人胡広・楊栄・金幼孜により編纂された《四書大全》は、諸家の《四書》に関する経注を集めた明代科挙の重要な参考文献であり、《論語》など儒家経典の理解にも役立つ。本書は、《四書大全》のあまり知られていない人名・地名・古今殊義の語彙及び朱熹の《章句集注》以外の注釈の内容に説明・解釈を加える。《歴代科挙文献整理与研究叢刊》シリーズの1点。

319620 『唐代試律試策校注』
    羅積勇、張鵬飛編著 武漢大学出版社 2009年8月刊 予価12,600円
 試律及び策問と対策の二部分で構成される試策は、科挙試験の受験者が著述した詩歌と文章である。本書は、唐代の科挙試験に提出された試律と試策に校勘・注釈を加える。《歴代科挙文献整理与研究叢刊》シリーズの1点。

319626 『七史選挙志校注』
    趙伯陶校注 武漢大学出版社 2009年8月刊 予価9,450円
 本書は、《新唐書》《旧五代史》《宋史》《金史》《元史》《明史》《清史稿》の選挙志部分に全面的に校勘・注釈を加え、学術性も資料価値も高い。《歴代科挙文献整理与研究叢刊》シリーズの1点。

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