2009年6月16日火曜日

『清代前期通俗小説刊刻考論』~清代前期の通俗小説・出版文化に関する新考~

 
『清代前期通俗小説刊刻考論』
  文革紅著 江西人民出版社 2008年11月刊 3,643円

清代前期における出版業の発展・成熟の歴史と、同時期に花開いた通俗小説との相互関係を論じる。その中心地域となった蘇州・杭州・金陵他、通俗小説出版事業者についても分析を加える。「清代前期通俗小説出版者首字漢語ピン音音序索引」「清代前期通俗小説書名首字漢語拼音音序索引」のほか、「《増補中国通俗小説書目》已経著録的清代前期小説版本総表」「《増補中国通俗小説書目》末著録刊刻年代,経査実的清代前期小説刊本表」など21種にも及ぶ表を巻末に附す。

《主要目次》
 第一章 清代前期通俗小説出版的地域分布
 第二章 清代前期小説出版中心―蘇州
 第三章 清代前期小説出版副中心―杭州
 第四章 清代前期重要小説出版地区金陵及其他
 第五章 清代前期通俗小説出版者情況的変化及其所起作用
 第六章 従出版的角度看清代前期通俗小説発展的幾個原因

0 件のコメント: